
「自分のマンション、今いくらで売れるんだろう?」
住み替えや相続、お子さんの成長による間取りの変化など、さまざまなきっかけで売却を考え始めたとき、まず気になるのが売却価格の相場ではないでしょうか。
中古マンションの売却価格は、築年数・立地・面積・市場動向など複数の要素が組み合わさって決まります。相場を知らないまま売り出してしまうと、本来の価値より安く手放してしまったり、逆に価格が高すぎて買い手がつかなかったりするリスクがあります。
この記事では、阪神間(西宮・尼崎・伊丹エリア)で中古不動産の売買仲介とリノベーションを手がけるクラスマが、中古マンションの売却価格が決まる仕組みから、相場の調べ方、高く売るためのコツ、売却の流れ・費用まで、はじめての方にもわかりやすく解説します。
なお、この記事は売却をご検討中の方だけでなく、「中古マンションを買う側」として相場感を把握しておきたい方にも参考にしていただける内容です。
■ 目次
1.中古マンションの売却価格相場は上昇傾向 ― 最新の市場動向
2.中古マンションの売却価格はどう決まる?価格に影響する要素
9.まとめ:売却価格の相場を知ることが、納得できる売却の第一歩
中古マンションの売却を考えるとき、まず押さえておきたいのが「今、市場全体はどう動いているのか」という大きな流れです。
不動産価格指数に見るマンション価格の推移
国土交通省が発表している「不動産価格指数」によると、マンション(区分所有)の価格は2013年頃からほぼ一貫して上昇を続けています。2010年の平均を100とした場合、直近では200を超える水準で推移しており、この10年あまりでマンション価格はおよそ2倍になった計算です。
戸建住宅や住宅地に比べてもマンションの上昇率は高く、中古マンションの資産価値が見直されていることがわかります。
(出典:国土交通省「不動産価格指数」 https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_tk5_000085.html )
※不動産価格指数の数値は調査時期によって変動します。最新の数値は国土交通省の公式サイトでご確認ください。
価格上昇が続く背景 ― 建築コスト・金利・需給バランス
マンション価格が上昇を続けている背景には、大きく3つの要因があります。
①新築マンションの供給減少と価格高騰
建築資材費や人件費の上昇により、新築マンションの価格は年々高くなっています。その結果「新築は手が届かないけれど、中古ならちょうどよい」と考える方が増え、中古マンションへの需要が高まっています。
②住宅ローン金利の動向
長らく続いた低金利の環境が、住宅購入を後押ししてきました。ただし、今後の金利動向には注意が必要です。金利が上昇すれば購入者の負担が増え、需要に影響する可能性もあります。
※住宅ローン金利は変動します。最新の金利は各金融機関の公式サイトでご確認ください。
③中古マンションへの意識変化
以前は「マイホームは新築」というイメージが強い時代もありましたが、近年はリノベーション技術の向上もあり、「中古を買って自分好みに仕上げる」という選択肢が広がっています。クラスマにも「中古マンションを購入してリノベしたい」というご相談が増えています。
―― 中古住宅+リノベーションの魅力については、以下の記事でも詳しくまとめています。
参考記事:中古住宅+リノベーションという選択肢

価格が上がっている時期は「売り時」と言われることが多いですが、私たちクラスマが日々の仲介業務で感じるのは、「相場が高い=何でも高く売れる」わけではないということです。同じマンションでも階数や方角、管理状態によって査定額に差が出ます。大切なのは全体の相場感をつかんだうえで、ご自身の物件の個別条件を正しく評価してもらうことです。
―― 今後の相場見通しについてはこちらの記事で解説しています。
参考記事:【2026年版】中古マンションの相場は今後どうなる? 価格推移・金利の影響・阪神間の実態を専門店が解説
中古マンションの売却価格は、単純に「築年数だけ」「立地だけ」で決まるものではありません。複数の要素が重なり合って価格が形成されます。ここでは代表的な要素を整理します。
築年数 ― 築何年でどのくらい価格が変わるのか
一般的に、築年数が浅いほど高値がつきやすい傾向があります。築5年以内の物件はほぼ新築に近い評価を受けることもあります。
一方、築20年を超えると価格の下落は緩やかになる傾向が見られます。これは建物の価値が一定水準まで下がった後、土地の資産価値が価格を下支えするためです。
ただし、築年数が古くても、リノベーション済みの物件は高値で取引されるケースがあります。とくに水回りや内装をフルリノベーションした物件は、築年数以上の評価を得られることがあります。
参考記事:中古マンションは築何年がおすすめ?後悔しない築年数の見極め方を阪神間の専門店が解説
立地条件 ― 駅からの距離・エリアの人気度
売却価格に大きく影響するのが立地条件です。とくに以下のポイントが査定に反映されます。
①最寄り駅からの距離(徒歩分数)
②周辺の商業施設・病院・学校の充実度
③エリアの人気度・治安
④将来の再開発計画の有無
阪神間では阪急沿線・JR沿線・阪神沿線で相場水準が異なります。同じ市内でも駅やエリアによって評価が大きく変わるのが不動産の特徴です。
専有面積・間取り・階数・方角
ファミリー層の需要が高い3LDK・70平米前後の物件は、阪神間でも取引が活発な価格帯です。南向き・角部屋・高層階といった条件はプラス評価になりやすく、眺望や日当たりの良さは内見時の印象にも直結します。
管理状態・修繕履歴
マンションの管理状態は、購入者が気にするポイントの一つです。以下の項目が査定に影響します。
①管理組合の運営状況
②修繕積立金の積立状況と長期修繕計画の有無
③大規模修繕工事の実施履歴
④共用部分の清掃・メンテナンス状況
管理が行き届いたマンションは、築年数が経過していても資産価値を維持しやすい傾向があります。

「管理を見れば、そのマンションの将来がわかる」とよく言われます。私たちクラスマが物件を仕入れる際にも、管理組合の議事録や修繕積立金の積立状況は必ず確認しています。修繕積立金が極端に安いマンションは、将来的に一時金の負担が発生するリスクがあるため注意が必要です。売却時にも、管理の良さは大きなアピールポイントになります。
参考記事:中古不動産の相場はどう決まる?調べ方・価格の目安・購入時の注意点を中古住宅専門店が解説

「築25年のマンションだったので、正直あまり期待していませんでした。でもクラスマさんに相談したら、管理状態が良い点と駅から近い立地をしっかり評価してもらえて、想定より高い査定額を出していただけました。管理組合の運営がきちんとしていたことが、こんなに価格に影響するとは思っていませんでした」(西宮市・50代女性)
不動産会社に査定を依頼する前に、自分で相場のおおまかな目安を把握しておくことが大切です。ここでは、インターネットで手軽に調べられる方法を紹介します。
レインズマーケットインフォメーションで実際の成約価格を調べる
レインズマーケットインフォメーションは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営するサイトです。実際に成約した取引データをもとに、地域・築年数・面積などの条件で絞り込んで成約価格を確認できます。
「売り出し価格」ではなく「実際に売れた価格」が分かるため、相場を把握するうえで信頼度の高い情報源です。
不動産情報ライブラリで取引事例を確認する
国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」では、不動産取引を行った方へのアンケート調査結果をもとにした取引価格情報を閲覧できます。地価公示価格や都市計画情報など、幅広い不動産データを地図上で確認できるのが特徴です。
(出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」 https://www.reinfolib.mlit.go.jp/ )
不動産ポータルサイトで売り出し中の類似物件を比較する
SUUMO・HOME’Sなどの不動産ポータルサイトでは、現在売り出し中の物件を条件検索できます。ただし、ここで表示される価格はあくまで「売り出し価格(売主の希望価格)」であり、実際の「成約価格」とは異なる点に注意が必要です。
同じエリア・同じ築年数帯の物件をいくつか見比べることで、おおまかな相場感をつかむことができます。
不動産会社の査定を受ける ― 机上査定と訪問査定の違い
より正確な価格を知りたい場合は、不動産会社に査定を依頼しましょう。査定には大きく2種類あります。
①机上査定(簡易査定)
物件情報のみをもとに、過去の成約事例や周辺相場から算出する方法です。手軽に依頼できますが、物件の個別状況は反映されにくい面があります。
②訪問査定
不動産会社の担当者が実際に物件を訪問し、建物の状態・日当たり・周辺環境などを確認したうえで算出する方法です。より実態に近い価格が分かります。
複数の不動産会社に査定を依頼し、査定額だけでなく「なぜその価格なのか」の根拠を聞いて比較することが大切です。
参考記事:中古マンションの査定とは?価格の算出方法・流れ・注意点を阪神間の中古住宅専門店がわかりやすく解説
参考記事:中古マンションデータベースとは?阪神間での活用法と相場調査

相場を調べるときに意外と見落としがちなのが「成約価格」と「売り出し価格」の違いです。ポータルサイトで目にする価格の多くは売り出し価格であり、実際にはそこから値引き交渉が入ることが少なくありません。私たちクラスマでは、レインズの成約データと日々の仲介実績をもとに、阪神間のリアルな相場感をお伝えしています。
「ポータルサイトで見た価格と全然違った」というお声をいただくこともありますので、査定時にはぜひその違いについてもご質問ください。
中古マンションの売却価格は、全国的な相場だけでなく地域ごとの特性によっても大きく異なります。ここでは、クラスマが日々仲介業務を行っている阪神間のエリア特性を解説します。
金利の動向や経済情勢によって不動産市場は変化します。一般的に、金利が上昇すると買い手の購入可能額が下がるため、売却価格にも影響を及ぼす可能性があります。
阪神間の中古マンション成約データ(新耐震基準・直近)をクラスマが独自に集計したところ、以下のような傾向が見られます。
西宮市の中古マンション売却価格の傾向
西宮市は阪神間の中でもとくに人気の高いエリアです。なかでも阪急西宮北口駅周辺は「住みたい街ランキング」で常に上位に入るエリアで、教育環境への関心が高い子育て世帯からの需要が根強く、中古マンションの価格も比較的安定しています。
西宮北口・夙川エリアの物件は駅徒歩圏であれば築年数が古くても一定の需要がある傾向です。一方、駅から離れたエリアでは価格に差が出やすくなります。
■西宮市(2026年8月~9月・40件)
成約価格帯:1,650万~7,480万円
価格中央値:約4,250万円
面積中央値:78平米 / 築年数中央値:築26年
尼崎市の中古マンション売却価格の傾向
尼崎市は大阪・梅田へのアクセスの良さが最大の強みです。とくにJR尼崎駅周辺は再開発によって商業施設や住環境が整備され、ファミリー層からの注目度が年々高まっています。
阪急塚口駅・武庫之荘駅周辺も落ち着いた住環境で人気があり、中古マンションの流通も活発です。西宮市と比較すると価格帯はやや手頃な傾向がありますが、駅近物件は値崩れしにくいのが特徴です。
■尼崎市(2026年7月~9月・40件)
成約価格帯:780万~7,100万円
価格中央値:約3,800万円
面積中央値:68平米 / 築年数中央値:築23年
伊丹市・その他阪神間エリアの傾向
伊丹市は大阪空港に近い立地ながら、JR・阪急の2線が利用できる交通利便性と、商店街を中心とした生活利便性の高さで根強い人気があります。西宮市と比較すると価格帯は控えめですが、そのぶん購入しやすいエリアとして需要があります。
宝塚市・川西市は自然環境の豊かさが魅力で、ゆとりある暮らしを求める方に人気です。芦屋市は阪神間屈指の高級住宅地として知られ、中古マンションでも高い価格水準を維持しています。
■伊丹市(2026年6月~9月・40件)
成約価格帯:1,070万~6,380万円
価格中央値:約2,700万円
面積中央値:68平米 / 築年数中央値:築31年
※クラスマ調べ(レインズ成約データをもとに集計・2026年9月時点)
※時期・築年数・面積・立地により個々の物件価格は異なります。
このように、阪神間はエリアごとに異なる特性を持っています。売却を検討する際は、ご自身の物件が位置するエリアの需要動向を把握することが重要です。
なお、クラスマでは阪神間の主要駅エリアの住環境を実際に現地調査し、子育て世帯の視点でレポートにまとめています。売却後の住み替え先の検討にもお役立てください。
参考記事:西宮北口は住みやすい?子育て世帯のための現地レポート
参考記事:甲子園口の住みやすさは?子育て世帯のための現地レポート
参考記事:甲東園の住みやすさは?子育て世帯のための現地レポート
参考記事:兵庫県「住みやすい街」ランキング上位は阪神間に集中 ― 伊丹・西宮・尼崎で中古×リノベという選択肢

「尼崎市内のマンションを売却するにあたり、こちらに相談しました。大手の査定サイトも使いましたが、阪神間のエリア事情に詳しいクラスマさんのほうが、JR尼崎周辺の再開発による需要変化まで踏まえた査定をしてくれたので信頼できました。実際、査定額に近い価格で成約できてよかったです」(尼崎市・40代男性)

ここまでで中古マンションの売却価格相場の全体像をつかんでいただけたかと思います。
次のステップは、「自分のマンションは実際にいくらで売れそうか」を具体的に確認することです。
クラスマでは、阪神間の中古マンション・中古戸建の売却相談を無料で承っています。
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相場を把握したら、次に気になるのは「できるだけ高く売るにはどうすればいいか」ということです。ここでは、実践しやすいポイントを紹介します。
売却スケジュールに余裕を持つ ― 目安は3~6か月
中古マンションの売却には、一般的に3か月から6か月程度かかります。時間に余裕がないと焦って値下げしてしまうリスクが高まります。とくに住み替えを伴う場合は、売却と購入のスケジュールを並行して進める必要があるため、早めの準備をおすすめします。
参考記事:中古マンション売却の期間は平均どのくらい?長期化の原因と早く売るコツを阪神間専門店が解説
複数の不動産会社に査定を依頼して比較する
査定価格は不動産会社によって異なります。1社だけの査定では、その価格が高いのか安いのか判断が難しくなります。
複数社に依頼する際は、価格だけでなく以下の点も比較しましょう。
①査定額の根拠(どのデータ・事例をもとに算出したか)
②販売戦略の提案内容
③担当者の対応力・コミュニケーション
参考記事:中古マンションの不動産屋おすすめの選び方|失敗しない7つのポイントを阪神間の専門店が解説
内見時の印象を良くする ― 整理整頓と清掃のポイント
購入希望者が物件を内見する際、第一印象は非常に重要です。以下のポイントを意識しましょう。
①室内の整理整頓と不要物の片付け
②水回り(キッチン・浴室・トイレ)の念入りな清掃
③カーテンを開けて自然光を取り入れる
④生活感を減らし、空間の広さが伝わる工夫
掃除など頑張れば費用をかけずにできることばかりですが、内見時の印象が購入の決め手になるケースは少なくありません。
売り時を見極める ― 季節・築年数・所有期間と税率の関係
中古マンションの取引が活発になるのは、新生活が始まる2月~3月です。この時期に合わせて売却活動を開始すると、買い手が見つかりやすい傾向があります。
また、所有期間が5年を超えると、売却時にかかる譲渡所得税の税率が下がります(短期:約39%→長期:約20%)。売却時期を少しずらすだけで手取り額が大きく変わることもあるため、所有期間は事前に確認しておきましょう。
(出典:国税庁「譲渡所得(土地や建物を譲渡したとき)」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/jouto.htm )
※税率や制度は変更される可能性があります。最新情報は国税庁や税理士にご確認ください。
リノベーション・リフォームは売却価格を上げるか?
売却前にリフォームをすべきかどうかは、よくいただくご質問の一つです。結論から言うと、大規模なリノベーションは費用対効果を慎重に検討する必要があります。
一方、以下のような部分的なリフォームは比較的効果が出やすいケースがあります。
①壁紙の張り替え
②水回りのクリーニングや設備交換
③ハウスクリーニング
クラスマは自社でリノベーション施工も行っているため、「どこまで手を入れれば費用対効果が見合うか」のご相談にも対応できます。
参考記事:中古マンションのリノベーション費用・相場はいくら?内訳・予算別目安・費用を抑えるコツを阪神間専門店が解説

売却前のリフォームで迷われる方は多いのですが、私たちがよくお伝えしているのは「買い手がリノベーション前提で探しているケースも多い」ということです。阪神間では「中古を買ってリノベしたい」という方が増えており、無理にリフォームしなくてもそのまま売れることも珍しくありません。
リフォーム費用をかけるよりも、適正な価格設定と販売戦略に力を入れたほうが結果的に良い売却につながるケースもあります。
参考記事:中古マンションを売るには?売却の流れ・費用・高く売るコツを阪神間の専門店が徹底解説

「売却前にどこまでリフォームすべきか悩んでいたのですが、こちらで相談したら『水回りのクリーニングだけで十分です。買い手はリノベ前提の方が多いので、そのぶん価格を抑えたほうが早く決まりますよ』とアドバイスいただきました。結果的に、余計な出費をせずに3か月で成約できました」(伊丹市・30代ご夫婦)
中古マンションを売却すると、手元に入る金額は「売却価格そのまま」ではありません。各種の費用や税金を差し引いた金額が実際の手取りとなります。事前に把握しておきましょう。
仲介手数料の計算方法
不動産会社に売却を依頼する場合、成約時に仲介手数料がかかります。400万円を超える取引の場合、速算式は以下のとおりです。
仲介手数料 = 売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税
たとえば、3,000万円で売却した場合の仲介手数料は「3,000万円 × 3% + 6万円 = 96万円(税別)」が上限です。
参考記事:中古マンション売却の仲介手数料はいくら?計算方法・相場・節約コツをまるごと解説
譲渡所得税・住民税と控除制度
売却によって利益(譲渡所得)が出た場合、所得税と住民税が課税されます。
①所有期間5年以下(短期譲渡所得):税率約39.63%
②所有期間5年超(長期譲渡所得):税率約20.315%
ただし、自宅(居住用財産)の売却には「3,000万円特別控除」という制度があり、一定の要件を満たせば譲渡所得から最大3,000万円を差し引くことができます。多くの場合、この控除により課税されないケースもあります。
(出典:国税庁「マイホームを売ったときの特例」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3302.htm )
※税制は変更される可能性があります。適用要件の詳細は国税庁や税理士にご確認ください。
その他の費用 ― 登記費用・印紙税・ローン残債の清算
①抵当権抹消の登記費用(司法書士への報酬含め数万円程度が目安)
②売買契約書に貼付する印紙税(売買価格により異なる)
③住宅ローン残債がある場合の一括返済手数料
参考記事:中古不動産を売却するには?査定・流れ・費用・注意点を阪神間専門店が徹底解説

売却にかかる費用のうち、意外と見落とされがちなのが「住宅ローンの残債」です。売却代金でローンを完済できるかどうかは、売却の可否に直結する重要なポイントです。残債が売却代金を上回る場合(いわゆるオーバーローン)は、差額を自己資金で補う必要があります。
クラスマでは、売却価格のシミュレーションと合わせてローン残債の確認もお手伝いしていますので、お気軽にご相談ください。
中古マンションの売却は、おおまかに以下の7つのステップで進みます。
STEP1 相場を調べる
まずは前述の方法で、自分の物件がどのくらいの価格帯で売れそうかの目安を把握します。
STEP2 不動産会社に査定を依頼する
複数の不動産会社に査定を依頼し、査定額と対応を比較します。なお、仲介ではなく「買取」という方法もあります。買取は不動産会社が直接買い取るため、早期に現金化できる反面、価格は仲介売却より低くなる傾向があります。
参考記事:中古不動産の買取とは?仲介との違い・査定の流れ・メリット・注意点まで阪神間専門店が解説
STEP3 媒介契約を結ぶ
売却を依頼する不動産会社を決めたら、媒介契約を締結します。媒介契約には以下の3種類があります。
①一般媒介契約:複数社に同時に依頼できる
②専任媒介契約:1社のみに依頼するが、自分で買い手を見つけることも可能
③専属専任媒介契約:1社のみに依頼し、自分で買い手を見つけた場合も仲介を通す
STEP4 販売活動をスタートする
ポータルサイトへの掲載、チラシの配布、内見対応などを通じて購入希望者を募ります。
STEP5 買主と売買契約を結ぶ
購入希望者が見つかったら、価格や条件の交渉を経て売買契約を締結します。
STEP6 決済・引き渡しを行う
残代金の受領、鍵の引き渡し、所有権移転登記を同日に行うのが一般的です。
STEP7 確定申告を行う
売却した翌年の2月16日~3月15日の期間に確定申告を行います。3,000万円特別控除などの適用を受ける場合も、申告が必要です。
参考記事:中古マンションを売るには?売却の流れ・費用・高く売るコツを阪神間の専門店が徹底解説

「はじめてのマンション売却で何から手をつければよいかわからなかったのですが、最初の相談から引き渡しまで、ステップごとに丁寧に説明してくれたので安心して進められました。住み替え先の中古マンション購入も同時に相談でき、ワンストップで対応してもらえたのが助かりました」(西宮市・40代ご夫婦)
Q1:中古マンションの売却価格の相場はどうやって調べますか?
レインズマーケットインフォメーションや国土交通省の不動産情報ライブラリで成約価格を確認できます。また、不動産ポータルサイトで売り出し中の類似物件を比較するのも有効です。より正確な価格を知りたい場合は、不動産会社に査定を依頼しましょう。
参考記事:中古マンションデータベースとは?主要サービスの特徴・比較と阪神間での賢い活用法
Q2:築30年以上の中古マンションでも売れますか?
売却は可能です。ただし、築30年を超えると建物の経年劣化や設備の古さから、価格は下がる傾向があります。一方で、立地が良い物件やリノベーション済みの物件は、築年数にかかわらず需要があります。なかなか売却できない場合は、不動産会社による「買取」を検討するのも一つの選択肢です。
参考記事:【阪神間】築40年マンションのフルリノベーション費用相場は?内訳・注意点・補助金・施工事例を解説
参考記事:中古不動産の買取とは?仲介との違い・査定の流れ・メリット・注意点まで阪神間専門店が解説
Q3:売却と買取はどちらがよいですか?
どちらにもメリット・デメリットがあります。仲介による売却は、時間はかかりますがより高い価格での成約が期待できます。買取は不動産会社が直接買い取るため、早期に現金化できますが、価格は仲介売却の7~8割程度が目安です。ご自身の状況やスケジュールに合わせて選ぶことをおすすめします。
Q4:売却後に住み替えたい場合、資金計画はどう考えればよいですか?
売却代金から残債と諸費用を差し引いた金額が、次の住居の頭金にあてられる金額です。住み替えでは、売却と購入のタイミングを合わせることが重要になります。「売り先行」「買い先行」それぞれにメリット・デメリットがありますので、事前に資金計画をしっかり立てておきましょう。
参考記事:持ち家を買い換える?資金計画が成否のカギ
参考記事:中古不動産でも住宅ローンは組める?審査のポイント・注意点・リノベ費用の組み方を阪神間専門店が解説
Q5:阪神間で売却の相談ができる不動産会社を探しています。
クラスマは、阪神間(西宮市・尼崎市・伊丹市を中心に、宝塚・川西・芦屋・神戸市・豊中・池田・吹田・箕面エリア)で中古マンション・中古戸建・土地の売買仲介を行っています。売却の査定だけのご相談も歓迎しています。お気軽にLINEまたはお電話でお問い合わせください。
尼崎店:尼崎市次屋3-15-20 / 06-4960-9630
西宮店:西宮市大屋町7-14 / 0798-66-9640
売却価格の相場を知ることが、納得できる売却の第一歩
中古マンションの売却で後悔しないためには、まず相場を知ることが出発点です。この記事のポイントを振り返ります。
①中古マンションの価格は全体的に上昇傾向にある。ただし物件の個別条件によって差が出る
②売却価格は築年数・立地・面積・管理状態など複数の要素で決まる
③相場は自分でも調べられる。レインズや不動産情報ライブラリを活用しよう
④阪神間はエリアごとに相場水準が異なる。地域に詳しい不動産会社に相談するのが近道
⑤複数社に査定を依頼し、スケジュールに余裕を持って売却活動を進めることが高値売却のコツ
⑥費用・税金を事前に把握し、手取り額をシミュレーションしておく

中古マンションの売却を考え始めたら、まずは相場を知ることが大切です。
クラスマは阪神間(西宮・尼崎・伊丹)を中心に、中古マンション・中古戸建・土地の売買仲介とリノベーションをワンストップで手がける中古住宅の専門店です。「うちのマンション、今いくらくらいだろう?」という段階でも、お気軽にご相談ください。
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①PDF『中古住宅を買って”理想の家”にする方法』
②PDF『リノベーション費用の目安がわかる費用ガイド』
③Instagram未公開『リノベ施工事例集』
売却後の住み替えをお考えの方には、特典②のリノベーション費用ガイドと特典③の施工事例集がきっと参考になります。メールアドレスの入力や会員登録は不要、LINE友だち追加だけでお受け取りいただけます。
















