
「中古物件を買いたいけれど、相場がよくわからない。」
「サイトを見ても価格の幅が広すぎて、適正なのかどうか判断できない。」
住宅購入を考え始めたとき、多くの方がこうした悩みを抱えます。
中古不動産の相場は、エリア・物件の種別・築年数・建物の状態などによって大きく変わります。
正しく相場を理解しないまま購入を進めると
「割高な物件をつかんでしまった」「後からリノベーション費用が想定外に膨らんだ」といった失敗につながりかねません。
クラスマ(株式会社クラシスマイ)は、西宮・尼崎・伊丹を中心とした阪神間で
中古住宅・中古マンションの売買仲介とリノベーションをワンストップで手がける専門店です。
この記事では、私たちが日々現場で得ている知見をもとに、
中古不動産の相場の基礎から阪神間エリアの特徴、購入時の注意点まで、わかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 中古不動産の相場がどのように決まるか
- 物件種別(一戸建て・マンション・土地)ごとの価格の目安
- 築年数と価格の関係(10年・20年・30年でどう変わるか)
- 正確な相場の調べ方と使えるツール
- 阪神間(西宮・尼崎・伊丹)エリアの相場の特徴
- 購入時に必ず確認すべき注意点
目次
- 中古不動産の相場とは何か?基礎知識から整理する
- 中古不動産の価格を決める5つの要因
- 物件種別ごとの相場目安(一戸建て・マンション・土地)
- 築年数と相場の関係―10年・20年・30年でどう変わる?
- 中古不動産の相場の調べ方―使えるツールと注意点
- 阪神間(西宮・尼崎・伊丹)の中古不動産相場の特徴
- 相場を把握したうえで購入するときの注意点
- よくある質問(FAQ)
- まとめ

1. 中古不動産の相場とは何か?基礎知識から整理する
「相場」とは、ある時点における市場での取引価格の水準・傾向のことです。
株価や為替と同じように、不動産にも日々の取引を通じて形成される相場があります。
重要なのは、「売り出し価格」と「成約価格(実際に売れた価格)」は異なるという点です。
不動産情報サイトに掲載されている価格はあくまで「売主が希望する価格」であり、実際の取引価格はそれより低くなるケースが多くあります。
相場を正確に把握するためには、成約価格をベースに考えることが基本です。
また、中古不動産の相場は物件の種類(一戸建て・マンション・土地)によって傾向が異なります。
さらに、同じ市内でもエリアや沿線によって価格帯は大きく違います。
「全国平均」だけを見ても実際の購入判断には役立ちません。エリアを絞った情報収集が不可欠です。
なお、相場は市況・金利・需要と供給のバランスによって常に変動しています。
この記事に掲載する数値は執筆時点のものです。最新の相場はご来店時にご確認いただくか、または公式情報でご確認ください。
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【中古住宅・中古マンション専門店クラスマの豆知識】
「売り出し価格」と「成約価格」の差はどのくらい?
クラスマが阪神間で日々物件を見ているなかで実感することですが、
中古住宅の売り出し価格と実際の成約価格の間には、おおむね3〜10%程度の差が生じるケースが少なくありません。
(物件の状態・売主の事情・市場環境によって異なります)
売主が「少し高め」で出して交渉余地を持たせるケースが多い一方、
人気エリアの築浅物件は売り出し価格のまま、あるいは複数の買い手が競合して値上がりするケースもあります。
「掲載価格=相場」と思い込まずに、成約価格のデータを必ず確認することが大切です。
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2. 中古不動産の価格を決める5つの要因
中古不動産の価格は、複数の要因が複雑に絡み合って決まります。
ここでは特に影響が大きい5つの要因を解説します。
1. 立地・エリア(駅距離・学区・生活利便性)
価格への影響がもっとも大きい要因です。
駅徒歩何分か、バス便か徒歩圏か、学校区の評判、近隣の商業施設・医療機関・公園の充実度など、「暮らしやすさ」が価格に直結します。
同じ市内でも駅近エリアと郊外では価格帯が大きく異なります。
阪神間では、阪急・阪神・JRの沿線・駅によって同じ広さ・築年数の物件でも数百万円の差が生じることも珍しくありません。
2. 築年数・建物の状態
築年数は価格に直結する重要な指標です。
一般的に築年数が古くなるほど価格は下落しますが、リフォームやリノベーションが施されていれば価格が維持・上昇することもあります。
また、外壁・屋根・設備機器の状態、管理の丁寧さなど「建物の実際のコンディション」も査定に大きく影響します。
3. 面積・間取り・設備のグレード
延床面積・土地面積・間取りの使いやすさ・設備機器の新しさや種類によって価格は変わります。
システムキッチンや床暖房、浴室乾燥機などの設備が充実している物件、
あるいはリノベーション済みで内装が新しい物件は、同条件の未施工物件より高めの価格がつく傾向があります。
4. 周辺の取引事例との比較
同エリア・同条件の物件が過去にいくらで売れたか、という「取引事例」が価格の根拠になります。
不動産会社はレインズ(不動産流通標準情報システム)に蓄積された成約事例をもとに査定を行います。
一般の方は国土交通省の「不動産情報ライブラリ」で成約事例を確認できます。
5. 市場全体の動向(金利・建築資材費・需給バランス)
住宅ローンの金利が低いと購入者が増え、需要増→価格上昇につながりやすくなります。
逆に金利上昇局面では借入コストが増えるため、需要が落ち価格に下押し圧力がかかる傾向があります。
また、近年の建築資材費高騰が新築住宅の価格を押し上げており、その影響で「新築の代替」として中古住宅への需要も高まっています。
ただし市況は変動するため、最新の動向は専門家・公式情報でご確認ください。
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【中古住宅・中古マンション専門店クラスマの豆知識】
「価格が高い物件=良い物件」ではない理由
価格が高くても、それが立地への付加価値なのか、設備グレードなのか、単に売主の希望が高いだけなのかで、購入後の満足度は大きく変わります。
クラスマでは物件をご案内する際、「なぜこの価格なのか」という根拠を成約事例データと照らし合わせてご説明しています。
相場より高い場合は理由を確認し、相場より安い場合も「なぜ安いのか」をしっかり確認することが重要です。
価格の背景を理解することが、失敗しない購入の第一歩です。
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【お客様の声】西宮市在住・30代ご夫婦(お子様1人)
「最初に中古物件を調べたとき、同じ地域でも1,000万円以上の価格差があって、何が違うのか全然わかりませんでした。『駅との距離・築年数・建物の状態・取引事例』の4つで価格が決まっているとわかりやすく説明してもらえて。同じ予算でも、立地から選んでリノベーションに費用をかけた方が暮らしやすい家になる、という視点は自分たちだけでは気づけなかったと思います。最終的に選んだ物件は築25年でしたが、リノベーション後は生活動線もよく新築みたいで大満足です。」

3. 物件種別ごとの相場目安(一戸建て・マンション・土地)
中古不動産の相場は物件の種別によって傾向が大きく異なります。
購入を検討する物件の種類に合わせて相場感を持つことが大切です。
中古一戸建ての相場目安
近畿圏の中古一戸建て成約価格は、
2025年7〜9月期の近畿レインズ統計によると近畿圏全体で平均2,529万円(前年比+5.3%)です。
ただしこれは近畿圏全体の平均値であり、エリアによって価格帯は大きく異なります。
(出典:公益社団法人近畿圏不動産流通機構「季刊市況トレンドレポート2025年7〜9月期」)
阪神間(尼崎・西宮・伊丹などを含む)は、大阪・神戸へのアクセスが良好なため、近畿圏平均より高い水準で推移するエリアが多い傾向があります。
土地面積100〜150㎡・建物面積80〜100㎡程度の標準的な中古一戸建てでは、阪神間の主要エリアで1,500万円〜4,000万円超まで幅広い価格帯があります。
駅距離・築年数・リフォームの有無によって大きく変動します(最新の成約価格は国土交通省 不動産情報ライブラリまたは専門家にご確認ください)。
中古マンションの相場目安
近畿圏の中古マンション成約価格は、2025年1〜3月期で3,150万円(前年比+5.3%・19期連続上昇)となっています。
(出典:近畿圏不動産流通機構「季刊市況トレンドレポート2025年1〜3月期」)
阪神間の中古マンション成約㎡単価は2026年4月時点で前年比+15.1%と大幅に上昇しており、
近畿圏のなかでも価格上昇が続いているエリアのひとつです。
(出典:近畿圏不動産流通機構「マンスリーレポート2026年4月度」)
マンションは専有面積・階数・管理状態・修繕積立金の状況なども価格に影響します。
特に管理費・修繕積立金は毎月の支出に直結するため、物件価格だけでなく月々の維持費も確認することが重要です。
土地の相場目安
土地の価格は「立地(都市計画区域・用途地域・前面道路)」「面積と形状」「接道状況」「建ぺい率・容積率」によって決まります。
土地の公的評価の目安として、国土交通省の地価公示や国税庁の路線価図が参考になります。
ただし公示地価や路線価はあくまで公的評価額であり、実際の取引価格とは異なる場合があります。
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【中古住宅・中古マンション専門店クラスマの豆知識】
マンションは「物件価格」だけでは判断できない
マンションを購入する際、見落とされがちなのが管理費・修繕積立金の月額です。
物件価格が安くても、これらの月額が高い場合、長期的な負担は大きくなります。
また、修繕積立金が適切に積み立てられているかどうかは、将来の大規模修繕が適切に行われるかどうかに直結します。
クラスマでは物件のご案内時に、管理状態や積立状況の確認方法もあわせてご説明しています。
購入前に管理組合の議事録や長期修繕計画書を確認することも重要です。
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【お客様の声】尼崎市在住・30代女性(ご夫婦・お子様2人)
「マンションと一戸建てで迷っていたのですが、クラスマで『物件価格だけじゃなく、管理費・修繕積立金・将来の修繕計画も見てください』と言われて。私たちが見ていた物件の価格だけを比べて安いと思っていたマンションが、月々の維持費を加えると一戸建てより高くなることがわかりました。結果的に中古一戸建てを選んでリノベーションしましたが、間取りを家族で自由に決められたのがとても良かったです。子どもの成長に合わせた部屋の使い方ができています。」
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4. 築年数と相場の関係―10年・20年・30年でどう変わる?
中古不動産の価格は、築年数によって大きく変化します。
ここでは築年数別の価格傾向と、購入時のポイントを解説します。
築10年以内:新築に近い価格水準
築10年以内の物件は、中古のなかでは最も価格が高い水準にあります。
設備や内装の劣化が少なく、手を加えずにそのまま住めるケースも多いため、購入後すぐに入居したい方に向いています。
ただし、新築と比べて価格の差が小さく「中古のコストメリット」を感じにくい場合もあります。
築10〜20年:価格下落が落ち着いてくる時期
一般的に、住宅の価格下落は新築から築10〜15年にかけてが最も急で、その後は緩やかになる傾向があります。
築10〜20年の物件は、設備が古くなりはじめる一方で、建物の構造的な劣化はまだ軽微であることが多く、
リノベーションの下地として適している物件が多い時期です。
築20〜30年:リノベーション前提の「買いやすい価格帯」
価格が落ち着いており、リノベーションを前提に購入するコストパフォーマンスが高まる時期です。
クラスマでも、この築年数帯の物件をリノベーション前提でご提案するケースが増えています。
また、2022年の住宅ローン控除制度改正により、1982年1月1日以降に建築された住宅(新耐震基準適合)であれば、築年数による適用除外がなくなりました。
築20〜30年の物件でも住宅ローン控除を受けやすくなっており、購入のハードルが下がっています。
(出典:国土交通省住宅局。最新の制度詳細は公式情報または専門家にご確認ください)
築30年超:価格は低いが、確認すべき点が増える
建物価格が低くなるため「安くて広い物件」を探せる時期でもありますが、確認すべき点が増えます。
- 耐震性能(1981年以前の旧耐震基準で建てられた物件は耐震診断を推奨)
- 設備機器(給排水管・電気配線・給湯器などの老朽化)
- 外壁・屋根の劣化状況
- リノベーション費用の見積もり(スケルトンリノベーションが必要になるケースもある)
「価格が安い=お得」ではなく、「物件価格+リノベーション費用+諸費用」の総額で比較することが重要です。
| 築年数 | 価格傾向 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 築10年以内 | 高め | 設備が新しい・すぐ住める |
| 築10〜20年 | やや下落が落ち着く | リノベーション下地に適している |
| 築20〜30年 | 落ち着いた価格帯 | 住宅ローン控除も使いやすい |
| 築30年超 | 低め | 耐震・設備確認が必須 |
※上記は一般的な傾向です。個別の物件状態・エリアによって異なります。
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【中古住宅・中古マンション専門店クラスマの豆知識】
「平成の中古住宅」がリノベーション向きな理由
クラスマでは、特に築20〜30年前後の「平成築」の物件をリノベーション前提でご提案するケースが多くあります。
この年代の物件は、1981年に施行された新耐震基準に適合しており、構造的な安心感があります。
また価格帯が落ち着いているため、リノベーション費用を含めた総額を新築より抑えられるケースも多くあります。
さらに、建物の「骨格」がしっかりしているため、間取りの変更や設備の一新がしやすいという特徴もあります。
詳しくは「平成の中古住宅がおすすめな理由とは│リノベ前提で探すときのポイントを解説」もご覧ください。
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【お客様の声】伊丹市在住・40代ご夫婦
「築28年の中古一戸建てを購入してフルリノベーションしました。最初は『そんなに古い家でいいの?』と親に言われましたが、配管状態・構造などをしっかり確認してもらい、まだまだ住める家だとわかって安心できました。物件価格+リノベーション費用の合計が、同じエリアの新築より500万円以上安くなり、しかも間取りは自分たちの好みに。今は子ども部屋も広くとれて、本当に満足しています。あのとき築年数だけでマイホームを諦めなくてよかった。」
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▶無料LINE特典のご案内
中古不動産の築年数と相場の関係、イメージできましたか?
「リノベーション費用も含めたら、実際いくらになるの?」そんな疑問には、クラスマのLINEでお気軽にご相談ください。
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5. 中古不動産の相場の調べ方―使えるツールと注意点
相場を自分で調べる方法はいくつかあります。それぞれの特徴と注意点を押さえておきましょう。
不動産情報サイトで「売り出し価格」を確認する
SUUMO様・LIFULL HOME’S様・at home様などの他社様の不動産情報サイトでは、現在販売中の物件の価格一覧を確認できます。
エリア・間取り・築年数などで絞り込むことで、「このエリアでこの条件の物件はだいたいいくら程度か」という感覚をつかむことができます。
注意点として、掲載されているのは「売り出し価格」であり、実際の成約価格ではありません。
売主の希望価格が高めに設定されているケースも多く、これだけを見て相場と判断するのは危険です。
あくまで参考の一つとしてご活用ください。
国土交通省「不動産情報ライブラリ」で成約価格を確認する
実際に取引された「成約価格」を調べるには、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」が最も信頼性の高い一次情報です。
エリア・物件種別・築年数で絞り込んで過去の取引事例を確認できます。個人情報は除外されており、誰でも無料で使えます。
URL:https://www.reinfolib.mlit.go.jp/
ただし、所在地は市区町村・町名レベルまでの公開であり、番地や物件の個別特定はできません。
また、データの反映には一定のタイムラグがある場合があります。
地価公示・路線価で土地の相場を把握する
土地の公的評価額として、国土交通省の地価公示と国税庁の路線価図が参考になります。
これらはあくまで「公的評価額」であり、実際の取引価格とは異なる場合があります。
不動産会社への無料相談・査定を活用する
オンラインツールで調べられるのは「過去の事例」と「現在の売り出し状況」です。
「この物件は適正価格か」「リノベーション費用を含めた総額はいくらになるか」といった具体的な判断には、専門家への相談が不可欠です。
クラスマでは、物件のご相談と同時にリノベーション費用の目安まで一緒に確認していただける体制を整えています。
「まだ具体的な物件は決まっていないけれど相場感から知りたい」という段階からのご相談も大歓迎です。
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【中古住宅・中古マンション専門店クラスマの豆知識】
レインズの公開版「レインズ・マーケット・インフォメーション」も活用できる
宅建業者のみが使えるレインズには一般公開版「レインズ・マーケット・インフォメーション」(https://www.contract.reins.or.jp/)があり、
マンション・一戸建ての成約事例を誰でも無料で確認できます。
成約価格・専有面積・築年数・成約年月などが確認できるため、
国土交通省の不動産情報ライブラリと合わせて活用すると、より正確な相場感を養うことができます。
ただし情報には取得時点と登録タイムラグがあるため、あくまで参考データとしてご活用ください。

6. 阪神間(西宮・尼崎・伊丹)の中古不動産相場の特徴
阪神間は、大阪・神戸の両都市圏に挟まれた交通利便性の高いエリアです。
クラスマが拠点を置く西宮・尼崎を中心に、エリアの特徴と相場の傾向を解説します。
阪神間エリア全体の概況
近畿レインズでは「阪神間」として
尼崎市・西宮市・芦屋市・宝塚市・伊丹市・川西市・三田市・川辺郡(猪名川町)が一括のエリアとして集計されています。
最新データでは、阪神間エリアの中古マンション成約㎡単価が2026年4月時点で前年比+15.1%と大幅上昇しており、
近畿圏12地域のなかでも特に上昇傾向が目立ちます。
成約件数も2024年6月以降15ヶ月連続で増加するなど、取引自体も活発です。
(出典:公益社団法人近畿圏不動産流通機構「マンスリーレポート2026年4月度」)
中古戸建の成約㎡単価も2026年4月時点で21.67万円/㎡(前年比+25.5%)と大幅上昇を記録しており、
阪神間全体として買い手の需要が強い状況が続いています。(出典:同上)
西宮市の相場の特徴
西宮市は阪急神戸線・今津線・阪神本線・JR東海道線など複数の鉄道路線が通る利便性の高いエリアです。
教育環境の良さや住環境の質の高さから、ファミリー層に人気があります。
そのため、阪神間の中では価格水準が高めのエリアとなっています。
駅徒歩圏の中古マンション・中古一戸建てともに、比較的高い価格帯で推移しています。
一方で、中古×リノベーションを活用することで、高い住環境を維持しながらコストを抑えた住まいづくりが可能です。
尼崎市の相場の特徴
尼崎市は大阪市に隣接し、JR・阪急・阪神の各沿線が通る交通利便性の高いエリアです。
「穴場だと思う街ランキング」で上位に入ることも多く、若い世代・子育て世代からの需要が高まっています。
現在、尼崎駅(阪神・JR)周辺や塚口駅周辺で再開発が進んでおり、これらのエリアは将来性への期待から価格が上昇傾向にあります。
阪神間の中では西宮市より価格帯が抑えられているため、
「大阪へのアクセスを重視しながら、コストを抑えて広い家を持ちたい」という方に選ばれやすいエリアです。
伊丹市の相場の特徴
伊丹市は大阪国際空港(伊丹空港)に隣接し、阪急伊丹線・JR福知山線が通るエリアです。
参考データによると、伊丹市の中古マンション価格相場は坪単価153万円(46.3万円/㎡)で、
過去10年間で+32.1%と上昇が続いており、資産価値の高さが注目されています。
住環境が整った閑静な住宅地が多く、落ち着いた暮らしを求めるファミリー層に人気があります。
阪神間でリノベーション前提の物件を探すメリット
阪神間は近畿圏内でも価格水準が高めのエリアです。だからこそ、中古物件を購入してリノベーションするアプローチが効果的です。
- 同じ予算で、より駅に近い・より広い物件を選べる
- 間取りや内装を自分たちの暮らしに合わせてカスタマイズできる
- 物件価格とリノベーション費用を合算して住宅ローン1本にまとめられる(リノベ込み住宅ローン)
詳しい費用感は「【完全版】中古住宅×リノベーションの費用は?関西10エリアで失敗しない選び方と成功のコツ」でも解説しています。
阪神間での購入〜リノベーションの流れについては
「中古住宅を買ってリノベーションする流れとは│阪神間で失敗しない7ステップ」をご覧ください。
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【中古住宅・中古マンション専門店クラスマの豆知識】
阪神間は「エリアごとの個性」が価格差を生む
阪神間は一言で言っても、沿線・駅によって価格帯や住環境の個性が大きく異なります。
たとえば阪急沿線は高級住宅地のイメージが強く価格は高め、
阪神沿線は大阪方面へのアクセスと手頃な価格帯が特徴、JR沿線は利便性と価格のバランスが良い、といった傾向があります。
クラスマでは日々の物件情報の仕入れと接客のなかで、こうした細かいエリア特性を把握しています。
「予算はこのくらいで、このエリアに住みたい」というご希望があれば、どのエリア・沿線が合うかもご一緒に考えます。
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【お客様の声】尼崎市在住・30代ご夫婦(お子様2人)
「大阪での仕事の都合で尼崎エリアを検討していましたが、新築マンションは予算オーバーで。中古×リノベという選択肢をクラスマに教えてもらい、尼崎駅近くの築23年のマンションを購入してフルリノベしました。物件価格はそれほど高くなかったのに、リノベ後は完全に新築のようなきれいさで大満足です。再開発も進んでいると聞いて、将来的な資産価値も期待できそうで安心しています。」

7. 相場を把握したうえで購入するときの注意点
相場の知識を身につけたら、次は購入判断のポイントを理解しておきましょう。
「相場通りの価格だから大丈夫」ではなく、個別の確認事項が重要です。
物件価格だけで判断しない―総費用で考える
中古不動産の購入では、物件価格以外にも多くの費用がかかります。
- 仲介手数料(物件価格×3%+6万円+消費税が上限の目安)
- 登記費用(所有権移転登記・抵当権設定登記など)
- 不動産取得税
- 火災保険料
- 住宅ローンの諸費用(事務手数料・保証料など)
- リノベーション費用(部分リノベ:200〜500万円程度 / フルリノベ:600〜1,200万円程度)
これらを合計した「総費用」で計画を立てることが、失敗しない購入の基本です。
詳しくは「中古不動産の購入にかかる諸費用とは?内訳・相場・支払いタイミングを阪神間専門店が解説」をご参照ください。
相場より「安すぎる」物件には理由がある
相場より明らかに安い物件には、必ず理由があります。心理的瑕疵以外の主なケースとして以下が挙げられます。
- 再建築不可(接道義務を満たしていないため、建て替えができない)
- 旧耐震基準(1981年以前の建築で、耐震性の確認が必要)
- 境界未確定(隣地との境界が明確でない)
- 周辺環境の問題(騒音・嫌悪施設・日当たりなど)
- 配管や構造の劣化が著しい
安さの理由を理解したうえで「それでも購入する価値があるか」を判断することが重要です。
価格交渉は可能だが、根拠が必要
中古不動産では価格交渉が可能なケースも多くあります。
ただし、「安くしてほしい」というだけでは交渉は成立しません。
「同エリアの成約事例と比較して割高である」「物件の状態を確認した結果、修繕費用がかかる」など、
具体的な根拠を示すことが重要です。
感情的な交渉は売主との関係を損ない、購入機会を失うリスクもあります。
リノベーション費用込みで住宅ローンを組む方法がある
中古住宅の購入費用とリノベーション費用をまとめて住宅ローン1本で借りる「リノベ込み住宅ローン」があります。
ただし、金融機関によって取扱内容・審査基準が異なります。最新の詳細は金融機関または公式情報でご確認ください。
詳しくは「中古不動産でも住宅ローンは組める?審査のポイント・注意点・リノベ費用の組み方を阪神間専門店が解説」をご覧ください。
相場情報は「時点」のもの―購入判断は最新情報で
相場は市況・金利・需給バランスによって変動します。
掲載情報やレポートには取得時点があり、数ヶ月前のデータが現在の相場と異なる場合があります。
購入を判断する際には、必ず最新の情報を専門家・公式情報で確認することを強くお勧めします。
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【中古住宅・中古マンション専門店クラスマの豆知識】
「諸費用」は物件価格の7〜10%が目安
中古不動産の購入にかかる諸費用は、一般的に物件価格の7〜10%程度が目安とされています。
(物件価格・ローン利用の有無・リノベーション規模によって異なります)
例えば2,000万円の物件なら140〜200万円程度が諸費用の目安です。
これに加えてリノベーション費用も必要になるため、購入計画では「物件価格+リノベ費用+諸費用=総予算」で考えることが鉄則です。
クラスマでは初回相談から総予算のシミュレーションをご一緒に行っています。
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【お客様の声】西宮市在住・30代ご夫婦
「最初は物件価格しか見ていなくて、『この予算で買える物件を探せばいい』と思っていました。でも、仲介手数料・登記費用・リノベーション費用・諸費用を全部合わせると予算をオーバーすることがわかって…。物件価格を少し抑えてリノベーション予算を確保するプランに切り替えたおかげで、理想の家が実現できました。最初から総予算で話を聞いてもらえたのがよかったです。」

8. よくある質問(FAQ)
Q1. 中古不動産の相場はどこで調べればいいですか?
まず国土交通省「不動産情報ライブラリ」で実際の成約価格を確認しましょう。
SUUMO様・LIFULL HOME’S様等の不動産情報サイトで売り出し価格の水準もつかめます。
ただしこれらは一般情報であり、個別物件の適正価格を判断するには不動産会社への相談が最も確実です。
Q2. 相場より高い物件は買わないほうがいいですか?
一概には言えません。人気エリアの駅近物件、リフォーム・リノベーション済みの物件など、
付加価値がある場合は相場を上回る価格でも購入を検討する価値があります。
大切なのは「なぜ相場より高いのか」という理由を理解したうえで判断することです。
Q3. 築20年の中古住宅は安く買えますか?
築年数だけでなく、建物の管理状態・リフォーム歴・エリアによって価格は大きく変わります。
また、購入後に必要なリノベーション費用も含めた総額で比較することが重要です。
「物件価格が安くても、リノベーション費用が多くかかれば総額は高くなる」という点を必ず確認しましょう。
Q4. 阪神間(西宮・尼崎・伊丹)の中古住宅の相場はどのくらいですか?
エリア・沿線・築年数・物件状態によって大きく異なります。
近畿レインズの公開統計では、2026年4月時点で阪神間の中古マンション成約㎡単価が前年比+15.1%、
中古戸建の成約㎡単価が21.67万円/㎡(前年比+25.5%)と上昇傾向です。
より具体的な価格帯は、クラスマへ直接ご来店いただくか、国土交通省の不動産情報ライブラリでエリアを絞って確認されることをお勧めします。
Q5. 中古物件にリノベーションを加えると相場より高くなりますか?
リノベーション済み物件は、同条件の未施工物件より売り出し価格が高くなる傾向があります。
購入の場合、自分でリノベーションすることでコストと内容を自分でコントロールできる点がメリットです。
一度ご来店いただき、お客様にはどちらが合っているのか確認することをお勧めします。
Q6. 相場を調べてから不動産会社に相談するのと、先に相談するのはどちらがいいですか?
どちらも意味があります。
ある程度相場感を持ったうえで相談すると、より具体的な話ができて効率的です。
クラスマでは「まずは話を聞いてみたい」という段階からのご相談を歓迎しています。
Q7. 中古不動産の仲介手数料はいくらかかりますか?
クラスマでは「物件価格×3%+6万円+消費税」で算出しています(400万円超の物件の場合)。
詳しくは「中古不動産の仲介手数料はいくら?計算方法・諸費用・資金計画まで阪神間専門店がまるごと解説」をご覧ください。

9. まとめ
この記事で解説した主なポイントを整理します。
- 中古不動産の「相場」は成約価格ベースで考えることが基本。売り出し価格と成約価格は異なる
- 価格を決める主な要因は「立地・築年数・建物の状態・取引事例・市場動向」の5つ
- 物件種別(一戸建て・マンション・土地)によって価格の傾向は異なり、それぞれの特性を理解したうえで比較することが重要
- 築年数は価格に大きく影響するが、「安い=お得」ではなく、リノベーション費用を含めた総額で判断することが必須
- 相場を調べるには国土交通省「不動産情報ライブラリ」が信頼性の高い一次情報
- 阪神間(西宮・尼崎・伊丹)は近畿圏でも活発な市場であり、中古×リノベーションで理想の住まいを実現しやすいエリア
- 購入時は「物件価格+リノベ費用+諸費用」の総額で計画を立てることが失敗しないコツ
中古不動産の購入は、多くの方にとって人生で最も大きな買い物のひとつです。
相場を正しく理解し、総費用で計画を立て、専門家のサポートのもとで進めることが、理想の住まいを実現する近道です。
クラスマは阪神間(西宮・尼崎を中心に伊丹・宝塚・川西・芦屋・神戸市など)で
中古住宅・中古マンションの仲介とリノベーションをワンストップで行う専門店です。
物件探しから資金計画・リノベーション設計・施工まで、一貫してサポートします。
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店舗:尼崎店(尼崎市次屋3-15-20 / TEL:06-4960-9630)/西宮店(西宮市大屋町7-14 / TEL:0798-66-9640)
Instagram:@kurasuma9630(施工事例など随時更新中)
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