
「中古マンションを買ってリノベーションしたいけれど、費用がいくらかかるのか見当もつかない」
そんなお声を、クラスマではとても多くいただきます。
リノベーション費用は、工事の内容や範囲によって200万円台から1,200万円以上まで、大きく幅があります。相場を知らないままで動いてしまうと、予算オーバーや想定外のトラブルにつながることも少なくありません。
この記事では、阪神間(西宮・尼崎・伊丹エリア)を中心に中古マンションのリノベーションをワンストップでサポートしているクラスマが、以下の3点を丁寧に解説します。
①リノベーション費用の相場と内訳
②費用が変わる主なポイント(間取り・水回り・設備グレード)
③予算を抑えるコツと、資金計画の正しい考え方
中古マンションの購入とリノベーションを検討しはじめた方も、すでに物件を絞り込んでいる方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
あわせてご覧ください:中古住宅+リノベーションという選択肢
目次
- 中古マンションのリノベーション費用相場|部分・水回り・フルで何が違う?
- リノベーション費用の内訳|工事箇所ごとに何がかかる?
- リノベーション費用が変わる3つのポイント
- 予算を抑えるコツ|費用対効果の高いリノベ計画の立て方
- 総予算の考え方|物件費用+リノベ費用+諸費用で計算する
- 中古マンションリノベーションの注意点|マンション特有のルールを事前に確認
- 中古マンションのリノベーションの流れ|購入から完成まで
- よくある質問|中古マンションのリノベーション費用について
リノベーション費用の相場を理解するうえで、まず大切なのは「工事の範囲によって費用が大きく異なる」という点です。同じ「リノベーション」という言葉でも、壁紙を張り替えるだけの部分改修から、内装をすべて取り払って間取りを作り直すフルリノベーションまで、内容によって費用は数倍変わります。
クラスマのLINE特典資料「リノベーション費用の目安ガイド」をもとに、主な3段階の費用レンジをご紹介します。
■ 部分リノベーション(内装・壁・床・建具などの改修) 目安:200万〜500万円程度
壁紙(クロス)の張り替えや床のフローリング張り替え、建具の交換、収納の改修など、生活の中で気になる箇所を中心に改修するプランです。工事範囲が限られているため費用も比較的抑えやすく、工期も短めになります。
■ 水回り中心リノベーション(キッチン・浴室・洗面・トイレ) 目安:300万〜600万円程度
キッチン・浴室・洗面台・トイレの4箇所を中心にリノベーションするプランです。水回り設備は老朽化が目立ちやすく、生活のしやすさにも直結するため、優先して改修するお客様が多い箇所です。選ぶ設備のグレードや給排水管の状態によって費用が変動します。
■ フルリノベーション(スケルトン工事・間取り変更含む) 目安:600万〜1,200万円程度
内装をすべて取り払い(スケルトン状態にして)、間取りの変更から設備の全取り替えまで行うプランです。自分たちの理想の住まいを一から作り直せる反面、費用・工期ともに大きくなります。
※上記は目安であり、非定額制です。物件の状態・工事内容・エリア・選ぶ設備のグレードによって実際の費用は異なります。詳細は必ずご相談ください。
(出典:クラスマ自社資料「リノベーション費用の目安ガイド」)
平米(㎡)別の費用目安
リノベーション費用は、専有面積が広くなるほど増加する傾向があります。フルリノベーションの場合、1㎡あたりおよそ10〜15万円程度が一つの目安とされることが多く、たとえば70㎡のマンションであれば700万〜1,050万円程度になる計算です。ただし、これはあくまで参考値であり、物件の状態・間取りの複雑さ・選ぶ素材や設備によって大きく前後します。
クラスマでは、物件の状況をヒアリングしたうえで予算シミュレーションをご提案していますので、お気軽にご相談ください。
※クラスマ施工実績の詳細な費用データは、個別のご相談の中でご案内しています。
リフォームとリノベーションの費用の違い
「リフォーム」と「リノベーション」は似た言葉ですが、費用規模も工事の性質も異なります。
リフォームは、経年劣化した箇所を元の状態に近づける「原状回復・部分改修」を指します。壁紙の張り替えや水栓の交換など、比較的小さな費用で対応できるケースが多いです。
一方、リノベーションは間取りの変更や断熱性能の向上、設備の全面入れ替えなど、「住まいの性能や価値を高める大規模改修」を指します。費用規模はリフォームよりも大きくなりますが、自分好みの住まいを作れる自由度の高さが魅力です。
詳しくはリノベーションとリフォームの違いは?工事の種類と選び方もご覧ください。

リノベーションとリフォームは言葉の定義が業者によって異なる場合もあります。クラスマでは「リノベーション」を、単なる修繕にとどまらず、間取りの見直しや断熱・設備のグレードアップも含めた「住まいの性能を根本から底上げする工事」と位置づけています。見積もりを取る際は、何の工事が含まれているのかを具体的に確認することが大切です。「壁紙を張り替えるだけ」と「壁を撤去して間取りを変える」では、費用もかかる期間も大きく異なります。
まずはどこをどう変えたいかをリスト化してから、専門家に相談するとスムーズです。

西宮市にお住まいのHさん(30代・共働きご夫婦)
「もともと新築マンションを探していたのですが、西宮・尼崎エリアで希望の間取りや立地を叶えようとすると、予算が全く足りなくて。ネットでいろいろ調べているうちに、中古を買ってリノベーションするという選択肢があることを知り、こちらに相談しました。リフォームとリノベーションの違いも最初はよく分かっていなかったのですが、丁寧に説明していただいて、自分たちが求めているのはフルリノベーションだということが明確になりました。新築より大幅に予算を抑えながら、自分たちの暮らしに合った間取りが実現できて本当によかったです。」
リノベーション費用は「どこを、どのように工事するか」によって内訳が大きく変わります。見積もりを正しく読み解くためにも、工事箇所ごとのおおまかな費用感を事前に把握しておくことが重要です。
水回り(キッチン・浴室・洗面・トイレ)の費用内訳
水回りは、リノベーションの中でも費用が集中しやすい箇所です。設備本体の価格に加え、給排水管の工事費・大工工事費・クロス・床の仕上げ費用などが積み上がります。
各箇所のおおまかな費用目安は以下のとおりです(設備グレードや施工状況によって大きく変動します)。
・システムキッチン交換:80万〜200万円程度
・ユニットバス(浴室)交換:60万〜150万円程度
・洗面台交換:20万〜60万円程度
・トイレ交換:20万〜50万円程度
特に注意が必要なのは、「水回りの位置を大きく移動させる場合」です。給排水管や配管ルートを大幅に変更すると、配管工事費が追加で発生し、費用が予想以上に膨らむことがあります。既存の位置を活かしながら設備を入れ替えるだけであれば、費用を抑えやすくなります。
また、選ぶ設備のグレードによっても費用は大きく変わります。メーカー標準品であれば比較的リーズナブルに収められますが、システムキッチンに造作カウンターを合わせたり、浴室に高機能設備を採用したりすると、費用は上がります。
内装(壁・床・天井・建具)の費用内訳
内装は、住まいの印象を大きく左右する箇所です。マンション全体の内装を一新する場合のおおまかな費用目安は以下のとおりです。
・クロス(壁紙)張り替え:全室で30万〜80万円程度
・フローリング張り替え:全室で40万〜100万円程度
・天井工事(クロス張り替え・下地補修含む):20万〜50万円程度
・建具やドア交換:1か所あたり10万〜30万円程度
素材のグレードによって費用は大きく変動します。量産クロスや標準フローリングであれば費用を抑えられますが、輸入タイルや無垢フローリング、造作建具などにこだわると費用は上がります。
また、マンションのフローリング張り替えには、管理規約で「遮音等級」の基準が定められている場合があります。遮音性能が一定の基準を満たす素材を選ばなければならないケースが多く、素材選びの自由度に影響することがありますので、事前に確認が必要です。
間取り変更・スケルトンリノベの費用内訳
間取り変更工事は、リノベーションの中で最も費用が大きくなりやすい部分です。壁を撤去したり、新たに壁を建てたりする工事には、大工工事費・解体費・廃材処分費などが加わります。
フルリノベーション(スケルトン工事)を行う場合は、内装をすべて解体する解体費が別途発生します。解体工事の費用は面積によります。
一点、重要な注意点があります。マンションの構造には「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があります。
ラーメン構造とは、柱と梁(はり)で建物を支える構造で、壁の多くが撤去可能なため間取り変更の自由度が高いです。一方、壁式構造とは壁全体で建物を支える構造で、撤去できない耐力壁が多く、間取り変更に大きな制約が生じます。
物件を購入する前に、どちらの構造かを確認しておくことが重要です。また、マンションの工事は「専有部分」のみ対応可能で、外壁・窓・バルコニーなどの「共用部分」は基本的に工事できません。この点についても後のセクションで詳しく解説します。
詳しくは中古不動産を買ってリフォームする基礎知識もご覧ください。

水回りの工事では、設備の交換費用だけでなく「配管の状態」を必ず確認することが重要です。築20年以上のマンションでは、給排水管の老朽化が進んでいるケースがあり、設備交換と同時に配管の交換・補修工事が必要になることがあります。これを見落としてリノベーション後に水漏れや詰まりが発生すると、再度工事が必要になり費用が二重にかかる事態になりかねません。
クラスマでは物件購入前からリノベーションを見据えたインスペクション(建物状況調査)のご案内も行っており、こうした隠れたコストをできる限り事前に把握できる体制を整えています。

尼崎市にお住まいのMさん(40代・ファミリー)
「水回りを全部交換したいと思っていたのですが、見積もりを取ってみたら予想以上に高くて驚きました。こちらでお話を聞いてみると、配管の位置を大きく変えようとしていたことが費用増の原因だと教えてもらいました。水回りの位置を現状に近い形に収めるプランに変更したところ、費用を抑えながらキッチン・浴室・洗面台・トイレをすべて新しくすることができました。専門家に相談する前に自分だけで判断していたら、予算オーバーになっていたと思います。」
「同じくらいの広さのマンションなのに、なぜ費用が数百万円も違うのか」。リノベーションの見積もりを比べると、こうした疑問が生まれることがあります。費用の差が生まれる理由は、主に以下の3つのポイントに集約されます。
ポイント1 間取り変更の有無
壁を取り払って部屋をつなげたり、新たに壁を建てて部屋を分けたりする「間取り変更」は、リノベーション費用を大きく引き上げる要因の一つです。壁の撤去・新設には大工工事費・解体費・廃材処分費がかかるうえ、電気配線の変更が伴う場合も多く、追加費用が発生しやすくなります。
間取りを大きく変えず、既存の間取りを活かしながら内装や設備だけを更新するプランであれば、費用を抑えることができます。また、前述のとおりマンションの構造によっては、間取り変更が難しい物件もあります。物件を探す段階から「ラーメン構造かどうか」を確認しておくことで、リノベーションの自由度と費用感をあらかじめ把握することができます。
ポイント2 水回りの移動距離
給排水管や排水の勾配(傾き)の関係で、水回り設備の位置を大きく移動させると、配管工事の費用が大幅に増加します。たとえばキッチンを反対側の壁に移したい、浴室とトイレの位置を入れ替えたいといった要望は、配管経路が長くなるため費用がかかります。
一方、既存の水回りの位置をあまり変えずに設備のみを交換するプランであれば、配管工事費を最小限に抑えることができます。「どこまで動かせるか」は建物の構造や配管経路によっても異なるため、事前に現地確認をしたうえで判断することが重要です。
ポイント3 設備・素材のグレード
同じ箇所を工事するにしても、選ぶ設備や素材のグレードによって費用は数十万円単位で変わります。
たとえばキッチンであれば、メーカーの標準品と輸入ブランドのシステムキッチンでは本体価格だけで100万円以上の差が生じることもあります。浴室や洗面台なども同様で、機能・デザイン・素材の選択によって費用は大きく変動します。
床材も同様で、量産品のフローリングと無垢材フローリングでは1㎡あたりの単価が倍以上になることもあります。こだわりたい場所と費用を抑える場所に優先順位をつけることが、予算内でリノベーションを成功させる重要なコツです。

設備グレードを決める際、クラスマでは「毎日直接触れる場所にはこだわりを」とお伝えしています。具体的には、キッチン・浴室・洗面台は毎日使うため、ここのグレードが暮らしの満足度に直結します。一方、天井クロスや収納内部の仕上げは、標準品でも日常生活での違いはほとんど感じません。予算に制約がある場合は、「見えない・触れない場所はコストを抑え、見える・触れる場所に予算を集中させる」という優先順位の付け方が有効です。
Instagram(@kurasuma9630)では、こうしたプランニングの実例を施工事例として多数ご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

クラスマのLINE友だち追加で、以下の3つの特典を無料でお受け取りいただけます。
・PDF「リノベーション費用の目安がわかる費用ガイド」
・PDF「中古住宅を買って”理想の家”にする方法」
・Instagram未公開「リノベ施工事例集」
メールアドレス入力・会員登録は不要です。
LINE友だち追加だけで今すぐ受け取れます。まずは気軽に費用感と施工事例をご確認ください。
「なるべく費用を抑えながら、理想の住まいを実現したい」というのは、多くのお客様が持つ共通の思いです。
クラスマが実際のご相談を通じて得た知見をもとに、費用を抑えるための具体的なコツをご紹介します。
コツ1 水回りを大きく動かさない
水回りの位置を現状に近い形で保つだけで、配管工事費を大幅に節約できます。既存のキッチン・浴室・洗面・トイレの位置を活かしながら設備のみを交換するプランは、「費用対効果の高いリノベーション」として多くのお客様に選ばれています。
「洗面台をもっと広くしたい」「キッチンを少し移動させたい」という場合でも、位置の移動距離を最小限に抑えることで費用を節約することが可能です。
コツ2 既存の間取りを活かせる物件を選ぶ
費用を抑えるうえで、物件選びの段階がとても重要です。すでに自分たちの理想の間取りに近い物件を選べれば、大がかりな間取り変更工事を省くことができます。
また、前の住人がリノベーションしていた物件(一度リノベ済みの物件)は、設備が比較的新しく、追加工事が少なくて済む場合があります。ただし、工事の品質や内容は物件によって大きく異なるため、確認が必要です。
物件探しの段階からリノベーションの計画を並行して進めることが、費用を抑えつつ理想の住まいを実現するための最重要ポイントです。特典PDF「中古住宅を買って”理想の家”にする方法」でも、「物件を先に決めてしまう」ことがよくある失敗として挙げられています。物件とリノベーションは必ずセットで検討してください。
コツ3 設備グレードに優先順位をつける
設備・素材のグレードを一律に高めようとすると費用が膨らみます。「どこにこだわり、どこは標準品で十分か」を明確にすることが費用管理の基本です。
毎日家族が使うキッチンと浴室には予算を優先的に配分し、来客の目に触れにくい寝室のクロスや収納内部の素材は標準グレードで揃えるなど、メリハリをつけた計画を立ててみましょう。
コツ4 物件探しとリノベを同時に計画する
物件を購入した後でリノベーション会社を探しはじめると、「この間取りは変えられない」「この配管位置ではキッチンを動かせない」といった制約が後から判明するケースがあります。こうした状況は、希望を諦めるか、想定外の追加費用を払うかという二択になりがちです。
クラスマでは、物件探し・資金計画・リノベーション設計をワンストップでご相談いただけます。
物件を見ながら「この物件でどんなリノベーションができるか・費用はどれくらいか」を同時に確認することで、こうした失敗を防ぐことができます。
詳しくは中古住宅を買ってリノベーションする流れとは|阪神間で失敗しない7ステップもご覧ください。
あわせてご覧ください:尼崎・西宮エリアで失敗しない中古住宅購入の注意点まとめ

クラスマのご相談では、はじめに「総予算」と「優先したいこと」の2点を明確にするところから始めます。「予算は2,000万円で、キッチンと浴室は絶対に新しくしたい。寝室は多少古くても構わない」というように優先順位が明確になると、プランの精度が格段に上がります。逆に「全部新しくしたい」「予算は無制限」という方以外は、優先順位なしでの全面改修はコスト管理が難しくなりがちです。
最初の相談でこの整理ができていると、無駄のない見積もりを早期に出すことができますので、ぜひ事前に考えておいてみてください。

伊丹市にお住まいのKさん(30代・子育て世帯)
「子どもが生まれてから今の賃貸が手狭になり、マイホームを検討しはじめました。新築は予算的に難しかったので、中古マンションのリノベーションを考えましたが、何から手をつければいいかまったく分からず。こちらに相談に行ったら、物件探しと同時にリノベーションのプランを考えていきましょうと言っていただいて、最初から総予算ベースで動けたのがよかったです。結果的にキッチンと浴室を新しくして、子ども部屋も確保できる間取りに変えることができました。費用を抑えながら理想をほぼ叶えられた感覚があります。」
リノベーションを検討するうえで、もっとも大切な考え方の一つが「総予算で考える」ことです。物件の購入価格だけで判断してしまうと、後からリノベーション費用・諸費用が追加でかかり、資金計画が大幅に狂ってしまうケースがあります。
総予算は以下の3つの合計で考えてください。
①物件費用(購入価格)
②リノベーション費用(工事費・設計費など)
③諸費用(仲介手数料・登記費用・火災保険・引越し費用・仮住まい費用など)
諸費用は一般的に物件価格の7〜10%程度かかることが多く、見落としやすい費用項目です。たとえば2,000万円の物件であれば、諸費用だけで140万〜200万円程度かかる計算になります。
諸費用の詳細については中古不動産の購入にかかる諸費用とは?をご覧ください。
リノベ込み住宅ローンで費用を1本化できる
物件費用とリノベーション費用を別々のローンで組もうとすると、「住宅ローン」と「リフォームローン」の二本立てになり、金利・返済管理の両面で負担が増します。これはクラスマの特典PDF「中古住宅を買って”理想の家”にする方法」でも「よくある失敗③」として挙げられているケースです。
クラスマでは、物件費用とリノベーション費用をまとめて住宅ローン1本で組む「リノベ込み住宅ローン」のご相談にも対応しています。このローンを利用することで、以下のメリットがあります。
①住宅ローンの低金利で借りられる
②返済計画がシンプルで管理しやすい
③自己資金を抑えやすい
④家づくりの総予算が一目で把握できる
ただし、金融機関や物件の条件によって利用できる内容が異なります。最新の条件は金融機関や専門家にご確認ください。
詳しくは中古不動産でも住宅ローンは組める?審査のポイント・注意点・リノベ費用の組み方をご覧ください。
住宅ローンの基礎知識については住宅ローンについてのお話もあわせてご参照ください。
補助金を活用して費用を軽減できる場合も
リノベーションの内容によっては、国や自治体の補助金・助成金を活用できる場合があります。主な対象となりやすい工事の例は以下のとおりです。
①断熱材の追加・断熱リフォーム
②窓の断熱改修(内窓設置・サッシ交換)
③省エネ設備の導入(エコキュート・節水型トイレなど)
④給湯器の高効率化
ただし、補助金制度は年度・申請条件・予算上限によって内容が変わります。「使えると思っていたら条件に合わなかった」という事態を防ぐため、必ず最新情報を専門家または公式サイトでご確認ください。
クラスマでは補助金申請のサポートもワンストップで対応しています。複雑な申請手続きもまとめてお任せいただけます。

住宅ローンの審査では、物件の担保評価と借り手の返済能力の両面が審査されます。中古マンションの場合、築年数が古い物件は担保評価が低くなる傾向があり、希望通りの融資額が出ないケースも稀にあります。こうしたリスクを避けるためにも、資金計画は物件探しと同時並行で進めることが重要です。
クラスマではファイナンシャルプランナーも在籍しており、銀行との連携も行っているため現実的な予算シミュレーションのご提案が可能です。ぜひ早めの段階でご相談ください。

西宮市にお住まいのNさん(30代・ご夫婦)
「住宅ローンのことは全く知識がなく、物件のローンとリノベのローンは別になるものだと思っていました。こちらに相談したら、まとめて一本のローンにできる方法があると教えていただいて驚きました。毎月の返済額の試算も出していただいたので、無理のない計画が立てられました。補助金についても教えていただき、二重窓に使える制度を活用できたことで、実質的な費用を抑えることができました。自分だけでは絶対に気づけなかったので、早めに相談してよかったです。」
中古マンションのリノベーションには、戸建て住宅にはないマンション特有のルールがあります。このルールを知らないまま工事を進めると、管理組合とのトラブルになったり、希望の工事が実施できなかったりする事態が起こりえます。事前にしっかり確認しておきましょう。
専有部分と共用部分の違いを理解する
マンションは「専有部分」と「共用部分」に分かれており、リノベーション工事ができるのは専有部分のみです。専有部分とは、各住戸の内部(壁の内側・床・天井など)を指します。一方、共用部分は全住戸の区分所有者が共同で所有・管理する箇所で、原則として個人が勝手に工事することはできません。
以下は共用部分の代表例です。
・外壁・建物の躯体(柱・梁・スラブ)
・玄関ドア(扉の外側・枠)
・窓サッシ・ガラス
・バルコニー・専用庭
・配管の共用部分(給水・排水の共用幹線)
たとえば「窓を二重窓にしたい」という場合、サッシ(枠)は共用部分のため交換できませんが、内側に内窓を設置する工事(専有部分内での工事)は可能です。できる工事・できない工事を事前に確認することが重要です。
管理規約・管理組合への確認が必要
マンションのリノベーション工事を行う前には、管理組合への事前申請が必要です。申請なしに工事を進めると、工事の中断を求められたり、近隣住戸とのトラブルに発展したりする可能性があります。
管理規約では、主に以下の点が定められていることが多いです。
①工事可能な時間帯・曜日
②養生の方法(廊下・エレベーターの保護)
③フローリングの遮音等級の基準(「LL-45以上」などの規定がある場合が多い)
④工事業者の届け出・承認手続き
フローリング張り替えの際は特に注意が必要で、管理規約で定められた遮音等級を満たす素材を選ばなければなりません。「無垢のフローリングを使いたい」という場合でも、遮音等級の条件を満たせない素材は採用できないケースがあります。工事前に管理組合への確認と申請を必ず行ってください。
築年数と建物の状態を事前に把握する
中古マンションを購入する際、築年数が古い物件ほど、リノベーション工事に伴う「想定外の追加費用」が発生しやすくなります。主なリスクとして以下が挙げられます。
①給排水管・電気配線の老朽化による交換工事の発生
②壁や床を解体した際に下地の腐食・カビが発見されるケース
③アスベスト含有建材が使われている場合の除去工事の発生(特に1990年代以前の建物)
こうしたリスクを事前に把握するために、物件購入前の「インスペクション(建物状況調査)」の実施をおすすめしています。インスペクションにより、目に見えない部分の状態をある程度確認することができます。
また、マンションの修繕積立金の状況も確認が必要です。積立金が不足していると、将来的に大規模修繕工事の一時金負担が発生するリスクがあります。
詳しくは中古不動産の注意点|失敗しない購入のために押さえておくべき全チェックポイントもご覧ください。
あわせてご覧ください:平成の中古住宅がおすすめな理由とは|リノベ前提で探すときのポイント

管理組合への申請では、工事の「施工図面」や「使用材料の仕様書」の提出を求められることが多くあります。リノベーション工事の施工業者がマンション管理組合への申請に不慣れな場合、書類の準備に手間取り、工事開始が遅れることもあります。クラスマではマンションリノベーションの実績を多数持っており、管理組合申請の書類作成・対応もスムーズに行うことができます。
物件によっては工事業者リストへの事前登録が必要な場合もあるため、早めの段階でご相談いただくと安心です。

尼崎市にお住まいのTさん(40代・ご夫婦)
「築25年のマンションを購入して、フローリングを無垢材に替えたいと思っていたのですが、管理規約で遮音等級の基準があって採用できないと後から知りました。あのまま進めていたら大変なことになっていたと思います。こちらで相談した際に最初から管理規約の確認をしてもらえたので、条件をクリアした素材の中から理想に近いフローリングを選ぶことができました。プロに任せると細かいところまで気を配ってもらえると実感しました。」
中古マンションのリノベーションは、物件の購入とリノベーション工事という2つの大きなプロセスが重なります。どちらか一方だけを先行させず、両方を並行して進めることが成功のカギです。クラスマでご相談いただく際の標準的な流れをご紹介します。
- 資金計画・総予算の確認
物件費用・リノベ費用・諸費用の合計で「使える総予算」を確認します。住宅ローンの仮審査もこの段階で並行して進めるとスムーズです。
- 物件探し(リノベ視点での確認も同時に)
希望エリア・広さ・間取りを軸に物件を探しながら、同時に「この物件でどんなリノベーションができるか」をクラスマのスタッフと一緒に確認します。構造・管理規約・配管状態などもこの段階でチェックします。
- 物件購入・売買契約
気に入った物件が見つかったら購入申し込みを行い、売買契約を締結します。この段階でリノベーションの設計も並行して進めることで、引き渡し後すぐに工事着工できる体制を整えます。
- リノベーションの設計・プランニング
希望のデザイン・間取り・設備を決め、設計図を作成します。管理組合への申請もこの段階で準備します。
- 管理組合への申請・承認
工事内容・使用材料の書類を管理組合に提出し、承認を得ます。承認が出てから工事着工となります。
- 工事着工・施工
工事期間の目安は、部分リノベで1〜2か月程度、フルリノベで2〜4か月程度です(内容・規模により異なります)。クラスマの施工事例では、マンションフルリノベーションで工事期間が約3〜4か月のケースがあります。
- 完成・引き渡し・入居
工事完了後、仕上がりの確認をしてから鍵の引き渡しとなります。
このプロセスの中で、物件探しとリノベーション計画を一本化して進められるクラスマのワンストップサービスを活用することで、無駄な費用と時間のロスを防ぐことができます。
詳しくは中古住宅を買ってリノベーションする流れとは|阪神間で失敗しない7ステップもご覧ください。
あわせてご覧ください:中古住宅×リノベーションの費用は?関西10エリアで失敗しない選び方と成功のコツ

フルリノベーションの場合、物件の引き渡しから入居までの間、仮住まいが必要になります。仮住まいの期間は工事内容にもよりますが、一般的に2〜4か月程度かかることが多いです。この仮住まい費用も「諸費用」の一部として総予算に組み込んでおく必要があります。見落としやすいコストなので、計画の早い段階から考慮しておくことをおすすめします。
また、工事が始まってから「やっぱりここも変えたい」という追加変更は、費用増・工期延長の原因になります。着工前の打ち合わせをしっかり行い、変更は着工前に完結させることが重要です。

西宮市にお住まいのSさん(30代・ファミリー)
「物件探しからリノベーションまで全部一緒に相談できるとは思っていませんでした。最初は物件を不動産会社で探して、そこからリノベーション会社を別に探すものだと思っていたので。こちらでは物件を内見しながら、この物件であればリノベーションでどんなことができるかをその場で教えていただけました。工事期間中の仮住まいのことや、管理組合への手続きも全部お任せできたので、不安なく進められました。入居してから3年が経ちますが、自分たちで作った家なので本当に愛着があります。」
中古マンションのリノベーション費用について
Q1. 中古マンションのリノベーション費用は総額いくら見ておけばよいですか?
物件費用・リノベーション費用・諸費用の3つの合計で考える必要があります。リノベーション費用は工事内容によって部分リノベで200万〜500万円程度、フルリノベーションで600万〜1,200万円程度が目安です。諸費用は物件価格の7〜10%程度かかることが多く、これらを合算した「総予算」で計画を立てることが大切です。まずはクラスマにご相談いただき、現実的な予算シミュレーションを出すところから始めましょう。
Q2. フルリノベーションと部分リノベーションでは何が違いますか?
部分リノベーションは、キッチンや壁・床など特定の箇所を改修する工事です。工事範囲が限られるため費用・工期ともに抑えやすいのが特徴です。一方、フルリノベーション(スケルトンリノベーション)は内装をすべて解体してから間取りの変更・設備の全取り替えまで行う大規模工事で、費用・工期ともに大きくなります。自分たちの理想の住まいをゼロから作りたい場合に選ばれるプランです。
Q3. 築年数が古い中古マンションはリノベーション費用が高くなりますか?
築年数が古いほど、配管・配線の老朽化による交換工事や、壁・床の解体後に発見された下地の腐食・カビ除去工事など、追加費用が発生しやすい傾向があります。物件購入前にインスペクション(建物状況調査)を実施することで、こうした隠れたリスクをある程度事前に把握することができます。
Q4. 住宅ローンでリノベーション費用も借りることができますか?
物件費用とリノベーション費用をまとめて「リノベ込み住宅ローン」として1本化して組める場合があります。住宅ローンの低金利で借りられるため、物件ローンとリフォームローンを別々に組むよりも返済負担を抑えやすくなります。金融機関・物件の条件によって利用できる内容が異なりますので、クラスマへご相談いただくか、最新情報は金融機関にご確認ください。
Q5. リノベーションに補助金は活用できますか?
断熱改修・省エネ設備の導入・窓の内窓設置・給湯器の高効率化などの工事は、国や自治体の補助金対象となる場合があります。ただし、補助金制度は年度・申請条件・予算上限によって内容が変わりますので、必ず最新情報を専門家または公式サイトでご確認ください。クラスマでは補助金申請のサポートもワンストップで行っています。
Q6. マンションの間取り変更はどんな物件でもできますか?
マンションの構造によって間取り変更の可否と範囲が変わります。柱と梁で建物を支える「ラーメン構造」は間取り変更の自由度が高いですが、壁全体で建物を支える「壁式構造」は撤去できない耐力壁が多く、間取り変更に大きな制約があります。また、どちらの構造でも外壁・窓・バルコニーなどの共用部分は工事できません。物件購入前に必ず確認してください。

リノベーションを検討されているお客様から多い質問の一つが「どの会社に頼めばいいか」です。リノベーション会社を選ぶ際のポイントとして、クラスマがおすすめするのは「施工事例の数と透明性」「物件探しからのワンストップ対応力」「アフターサービスの充実度」の3点です。施工事例はInstagram(@kurasuma9630)で多数公開していますので、ぜひ事前にご確認ください。
また、見積もりの内訳が明確に出せる業者かどうかも重要な判断基準です。「一式」とだけ書かれた見積もりは、後から費用が変動するリスクがあります。

芦屋市にお住まいのYさん(40代・ご夫婦)
「リノベーション会社を複数社比較したのですが、こちらが一番施工事例を丁寧に見せてくれて、費用の内訳も明確に説明してくれました。他社は「一式でこれくらい」という見積もりだったのに対して、こちらは工事箇所ごとに費用の内訳を出してくれたので、どこに費用がかかっているのかが分かりやすかったです。不明な点はどんな細かいことでも答えてくれる姿勢が信頼につながりました。仕上がりにも大変満足しています。また何かあればこちらに相談したいと思っています。」
この記事では、中古マンションのリノベーション費用・相場について、以下のポイントを解説しました。
- リノベーション費用は内容によって大きく異なる
部分リノベで200万〜500万円程度、水回り中心で300万〜600万円程度、フルリノベで600万〜1,200万円程度が目安です。これらはあくまで参考値であり、物件の状態・工事内容・選ぶ設備のグレードによって変動します。
- 費用を左右する3つのポイントを把握する
間取り変更の有無・水回りの移動距離・設備素材のグレードが費用に大きく影響します。この3点を意識してプランを立てることが費用管理の基本です。
- 総予算は「物件+リノベ+諸費用」で考える
物件価格だけで判断すると後から予算が足りなくなるリスクがあります。3つの費用を合算した総予算で計画することが重要です。
- マンション特有のルールを事前に確認する
専有部分・共用部分の区別、管理規約の内容、築年数による建物状態のリスクを事前に把握することが、リノベーション成功の前提条件です。
- 物件探しとリノベーションは同時並行で進める
物件を先に決めてからリノベーションを考えはじめると、費用の増加や希望の間取りが実現できないリスクが高まります。クラスマのワンストップサービスを活用することで、こうした失敗を防ぐことができます。
阪神間(西宮・尼崎・伊丹など)エリアで中古マンションの購入とリノベーションをお考えの方は、ぜひクラスマへお気軽にご相談ください。
費用の目安から資金計画・物件探し・リノベーション設計まで、プロが丁寧にサポートします。
エリア選びについては阪神間版・中古マンションのおすすめエリアはどこ?もご覧ください。
実際の相談はショールームでも承っています。店舗併設ショールームよりご予約ください。

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- PDF「リノベーション費用の目安がわかる費用ガイド」
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