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スタッフコラム

2026.09.26 NEW

中古マンションを売るには?売却の流れ・費用・高く売るコツを阪神間の専門店が徹底解説

 

中古マンションを売るには?売却の流れ・費用・高く売るコツを阪神間の専門店が徹底解説

 

「中古マンションを売りたいけれど、何から始めればいいか分からない」
「できるだけ高く売りたいけれど、損をしないか不安」

 

このような悩みを抱えていませんか。

中古マンションの売却は、多くの方にとって人生で数回あるかないかの大きな取引です。売却の流れや費用、税金の仕組み、不動産会社の選び方など、事前に知っておくべきことは多岐にわたります。

この記事では、阪神間で中古物件の売買仲介とリノベーションを手がけるクラスマが、中古マンション売却の基本的な流れから、費用・税金の全体像、高く売るためのポイント、不動産会社の選び方、注意すべき点まで、幅広く解説します。

 

クラスマは普段、中古物件を「買う側」をサポートする専門店です。だからこそ分かる「購入検討者がどこを見ているか」「どんな物件が高く評価されるか」という視点も交えながら、売主の方に役立つ情報をお届けします。

記事の後半では、売却後の住み替え先として注目されている「中古を買ってリノベーション」という選択肢もご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

なお、この記事で取り上げる税率や制度は執筆時点(2026年9月)の情報に基づいています。制度は改正される可能性がありますので、最新情報は国税庁の公式サイトや税理士などの専門家にご確認ください。

 

 

 

目次

 

1.中古マンション売却の基本的な流れ【全7ステップ】

2.中古マンションを売る方法は?仲介・買取の違いと選び方

3.中古マンション売却にかかる費用と税金

4.中古マンションの売却相場を調べる方法

5.中古マンションを高く売るための7つのポイント

6.不動産会社の選び方と媒介契約の種類

7.中古マンション売却時に注意すべきポイント

8.中古マンション売却のよくある失敗例と回避策

9.中古マンション売却に関するよくある質問(FAQ)

10.まとめ|中古マンション売却で後悔しないために

 

 

 

中古マンション売却の基本的な流れ【全7ステップ】

 

中古マンションの売却は、大きく分けて7つのステップで進みます。全体像を把握しておくことで、各段階で何をすべきかが明確になり、スムーズに進めやすくなります。

 

【STEP1】売却の目的と希望条件を整理する

まず最初に取り組みたいのが、「なぜ売るのか」という目的の整理です。住み替え、資金の確保、相続、離婚など、売却の理由によって最適な戦略は異なります。

あわせて、以下の点も確認しておきましょう。

 

①希望する売却時期はいつか

②最低限受け入れられる売却価格はいくらか

③住宅ローンの残債はいくら残っているか

④登記事項証明書、管理規約、修繕積立金の履歴などの書類が手元にあるか

 

必要書類は売却活動が始まってからではなく、早い段階で準備しておくと安心です。

 

 

【STEP2】相場を調べて価格の目安をつかむ

不動産会社に査定を依頼する前に、自分でもおおよその相場を調べておくことをおすすめします。相場を知らないまま査定を受けると、提示された金額が妥当かどうか判断しにくくなるためです。

相場の調べ方については、後述の「中古マンションの売却相場を調べる方法」で詳しく解説しています。

 

 

【STEP3】不動産会社に査定を依頼する

相場の感覚がつかめたら、不動産会社に査定を依頼します。査定には「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類があります。

 

①机上査定 ―― 物件情報や周辺の成約事例をもとに、現地訪問なしで算出する方法。スピーディーですが精度はやや低くなります

②訪問査定 ―― 担当者が実際に物件を確認した上で算出する方法。室内の状態や日当たり、周辺環境なども反映されるため、より正確な金額が出ます

 

査定は1社だけでなく、最低でも3社程度に依頼することをおすすめします。複数社の査定額と根拠を比較することで、適正価格が見えてきます。

 

査定の仕組みについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

→「中古マンションの査定とは?価格の算出方法・流れ・注意点を阪神間の中古住宅専門店がわかりやすく解説」

 

 

【STEP4】媒介契約を結ぶ

売却を依頼する不動産会社が決まったら、「媒介契約」を締結します。媒介契約には「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。詳しくは後述の「不動産会社の選び方と媒介契約の種類」で解説します。

 

仲介の仕組みを基礎から知りたい方はこちらもあわせてどうぞ。

→「中古不動産の仲介とは?仕組み・手数料・会社の選び方を阪神間専門店が解説」

 

 

【STEP5】売却活動・内覧対応を行う

媒介契約を結ぶと、不動産会社が不動産ポータルサイトやチラシなどを使って購入希望者を募ります。問い合わせが入ると「内覧」が行われますので、物件を良い状態に保っておくことが大切です。

 

内覧で好印象を与えるコツについては、「中古マンションを高く売るための7つのポイント」で詳しくお伝えします。

 

 

【STEP6】売買契約を締結する

購入希望者が見つかり、価格や条件面で合意に至ったら売買契約を締結します。おおまかな流れは以下のとおりです。

 

①購入申込書の受領

②条件交渉(価格、引き渡し時期など)

③重要事項説明

④売買契約の締結・手付金の受領

 

この段階では、契約不適合責任(旧・瑕疵担保責任)についてもしっかり確認しておきましょう。詳しくは「中古マンション売却時に注意すべきポイント」で解説します。

 

 

【STEP7】引き渡し・確定申告を行う

売買契約の後、残金決済と同時に物件の引き渡しを行います。この日に行われる主な手続きは次のとおりです。

 

①残代金の受領

②鍵・関連書類の引き渡し

③所有権移転登記

④住宅ローンの完済と抵当権の抹消

 

また、売却によって利益(譲渡所得)が出た場合は、翌年の2月16日から3月15日までの間に確定申告が必要です。

 

売却の全体像をより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。

→「中古不動産を売却するには?査定・流れ・費用・注意点を阪神間専門店が徹底解説」

 

 

中古住宅専門店クラスマの豆知識


売却活動をスムーズに進めるためには、早い段階で「マンションの管理規約」と「修繕積立金の履歴」を手元に用意しておくのがおすすめです。購入希望者や不動産会社から必ず聞かれる情報ですし、管理の良し悪しは査定額にも影響します。管理組合に問い合わせれば取得できますので、売却を決めた時点で早めに手配しましょう。

 

 

お客様の声


「初めてのマンション売却で右も左も分からなかったのですが、こちらに相談したら、売却の全体像を図にして説明してくれたので安心できました。特に、書類の準備リストをもらえたのが助かりました。おかげで実際の売却活動に入ってからもバタバタせずに済みました。」(尼崎市・40代女性)

 

 

中古マンションを売る方法は?仲介・買取の違いと選び方

 

中古マンションを売る方法は、大きく「仲介」と「買取」の2つに分かれます。それぞれの仕組みとメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った方法を選びましょう。

 

仲介売却の仕組みとメリット・デメリット

仲介とは、不動産会社に依頼して購入希望者を探してもらう方法です。

メリットとしては、相場に近い価格で売れる可能性が高い点が挙げられます。一方、デメリットとしては、売却までの期間が読みにくいこと、内覧対応が必要になることがあります。

 

 

買取売却の仕組みとメリット・デメリット

買取とは、不動産会社が直接買い取る方法です。

メリットは、スピードが速い点です。仲介手数料が不要で、契約不適合責任が免除されるケースが多いのも利点です。一方、デメリットとしては、売却価格が相場の6割から8割程度になることが一般的です。

 

買取の仕組みをさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

→「中古不動産の買取とは?仲介との違い・査定の流れ・メリット・注意点まで阪神間専門店が解説」

 

 

仲介と買取、どちらを選ぶべきか

選ぶ際の判断基準を整理すると、次のようになります。

 

①時間的余裕がある場合 → 仲介がおすすめ(高値で売れる可能性が高い)

②できるだけ早く現金化したい場合 → 買取がおすすめ

③物件の状態が良くない場合 → 買取のほうがスムーズ

④心理的な負担を減らしたい場合 → 内覧対応が不要な買取が向いている

 

実務的なアドバイスとしては、「まずは仲介で売り出してみて、一定期間売れなければ買取に切り替える」という進め方も選択肢の一つです。

 

 

中古住宅専門店クラスマの豆知識


クラスマでは中古物件の買取相談も承っています。築年数やエリア、物件の状態を問わず、まずはお気軽にご相談ください。「買い手のプロ」として、物件のポテンシャルをしっかり評価した上でご提案いたします。

 

 

お客様の声


「転勤が急に決まり、とにかく早くマンションを手放さなければならなかったんです。クラスマさんに相談したところ、仲介と買取それぞれの場合にどのくらいの金額差が出るのか具体的にシミュレーションしてくれました。結局、最初は仲介で出して、2か月後に買取に切り替えるプランにしたのですが、結果的にいい条件で売ることができました。」(尼崎市・30代男性)

 

 

中古マンション売却にかかる費用と税金

 

中古マンションを売却すると、手元に残るのは「売却価格」そのものではありません。仲介手数料や税金、各種諸費用を差し引いた金額が実際の手取りとなります。事前に費用の全体像を把握しておきましょう。

 

仲介手数料の計算方法と相場

仲介手数料は法律で上限額が定められており、売却価格が400万円を超える場合の速算式は以下のとおりです。

 

仲介手数料 = 売却価格 × 3% + 6万円 + 消費税

 

例えば、2,000万円で売却した場合の仲介手数料は次のように計算します。


2,000万円 × 3% + 6万円 = 66万円(税抜)

66万円 × 1.1(消費税10%) = 72万6,000円

 

なお、この金額はあくまで「上限」です。これより低い手数料で対応する不動産会社もあります。

 

仲介手数料についてさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

→「中古マンション売却の仲介手数料はいくら?計算方法・相場・節約コツをまるごと解説」

 

 

売却時に発生するその他の諸費用

仲介手数料以外にも、以下のような費用が発生します。

 

①印紙税 ―― 売買契約書に貼付する収入印紙の費用。売却価格1,000万円超5,000万円以下の場合は1万円

②登記費用(抵当権抹消登記) ―― 住宅ローンが残っている場合に必要。司法書士への報酬を含めて1万5,000円から2万円程度が目安

③住宅ローンの一括返済手数料 ―― 金融機関によって異なりますが、数千円から数万円程度

④ハウスクリーニング費用 ―― 必須ではありませんが、内覧の印象アップを目的に行うケースもあり、数万円程度

 

売却価格の5%から7%程度を諸費用の目安として見込んでおくと、資金計画が立てやすくなります(物件の状況により変動します)。

 

 

譲渡所得税・住民税の計算と特例・控除

売却によって利益が出た場合、譲渡所得税と住民税が課せられます。計算式は以下のとおりです。

 

譲渡所得 = 売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)− 特別控除額

税率は所有期間によって異なります。

 

①短期譲渡所得(所有期間5年以下) ―― 所得税30.63% + 住民税9% = 合計39.63%

②長期譲渡所得(所有期間5年超) ―― 所得税15.315% + 住民税5% = 合計20.315%

 

また、マイホーム(居住用財産)を売却する場合は「3,000万円の特別控除」を利用できる可能性があります。この特例を使えば、譲渡所得から最大3,000万円を差し引くことができ、結果的に税金がかからないケースも少なくありません。ただし、この特例を受ける場合も確定申告は必要です。

 

出典:国税庁「No.3302 マイホームを売ったときの特例」

 

税制は毎年改正される可能性があります。最新の税率や特例の適用要件は、国税庁の公式サイトまたは税理士にご確認ください。

 

 

中古住宅専門店クラスマの豆知識


「手取りがいくらになるのか」は、売却を検討する上で最も気になるポイントの一つです。クラスマでは、売却相談の際に仲介手数料・諸費用・税金の概算を含めた「手取りシミュレーション」のお手伝いもしています。住み替え先の購入資金とあわせて考えたい方も、お気軽にご相談ください。

 

 

お客様の声


「売却にかかる費用って…と、調べれば調べるほど複雑で頭が痛くなっていました。思い切ってこちらで相談したとき、仲介手数料だけでなく登記費用やローン返済手数料まで含めた概算を出してもらえて、やっと全体像がつかめました。おかげで無理のない資金計画が立てられました。」(伊丹市・30代女性)

 

 

 

―― ここで、住み替えにお役立ていただける特典のご案内です ――

 

売却にかかる費用や税金の全体像が見えてくると、次に気になるのが「手元にいくら残るか」「住み替え先にどのくらいの予算を使えるか」ではないでしょうか。

クラスマでは、LINEにご登録いただいた方へ「家族の理想を叶える3大特典」を無料でお届けしています。

 

特に「リノベーション費用の目安がわかる費用ガイド(PDF)」は、住み替え先のリノベーション費用をイメージするのに役立ちます。

 

メールアドレスの登録は不要で、LINE友だち追加だけで受け取れます。

 

 

 

 

 

 

中古マンションの売却相場を調べる方法

 

適正な売り出し価格を設定するためには、まず自分の物件がどのくらいの価格で売れるのか、相場を把握することが大切です。

 

自分で相場を調べる3つの方法

 

①レインズマーケットインフォメーション

国土交通省指定の不動産流通機構が運営するサイトで、実際の成約価格を検索できます。「売り出し価格」ではなく「成約価格」が分かる点が最大の特徴です。

 

②国土交通省「土地総合情報システム」

不動産取引価格情報の検索ができる公的サイトです。実際に行われた取引のアンケート結果をもとにしたデータが公開されています。

 

③不動産ポータルサイトでの類似物件検索

SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトで、同じエリア・同じ築年数の物件がいくらで売り出されているかを確認できます。ただし、これは「売り出し価格」であり「成約価格」ではないため、実際にはここから値引きされて成約するケースもある点に注意が必要です。

 

 

築年数と売却価格の関係

一般的に、マンションの資産価値は築年数の経過とともに下がる傾向があります。ただし、下がり方は一律ではなく、立地条件や管理状態、リノベーション済みかどうかによって大きく異なります。

特に阪神間では、駅近・管理良好な物件は築年数が経過していても需要が安定しているケースがあります。

 

2026年の市場動向と阪神間の売却相場

金利の動向や経済情勢によって不動産市場は変化します。一般的に、金利が上昇すると買い手の購入可能額が下がるため、売却価格にも影響を及ぼす可能性があります。

阪神間の中古マンション成約データ(新耐震基準・直近)をクラスマが独自に集計したところ、以下のような傾向が見られます。

 

■伊丹市(2026年6月~9月・40件)

成約価格帯:1,070万~6,380万円

価格中央値:約2,700万円

面積中央値:68平米 / 築年数中央値:築31年

 

 

■西宮市(2026年8月~9月・40件)

成約価格帯:1,650万~7,480万円

価格中央値:約4,250万円

面積中央値:78平米 / 築年数中央値:築26年

 

 

■尼崎市(2026年7月~9月・40件)

成約価格帯:780万~7,100万円

価格中央値:約3,800万円

面積中央値:68平米 / 築年数中央値:築23年

 

※クラスマ調べ(レインズ成約データをもとに集計・2026年9月時点)

※時期・築年数・面積・立地により個々の物件価格は異なります。

 

 

市場動向についてさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

→「【2026年版】中古マンションの相場は今後どうなる? 価格推移・金利の影響・阪神間の実態を専門店が解説」

 

相場の決まり方の基本を知りたい方はこちらも参考になります。

→「中古不動産の相場はどう決まる?調べ方・価格の目安・購入時の注意点を中古住宅専門店が解説」

 

 

中古住宅専門店クラスマの豆知識


売却価格の相場を調べるとき、多くの方がポータルサイトの「売り出し価格」だけを見て判断しがちです。しかし、実際の成約価格は売り出し価格より低くなることが少なくありません。レインズマーケットインフォメーションで「成約事例」を確認する習慣をつけると、より現実的な価格設定ができるようになります。

 

 

お客様の声


「最初はネットの情報だけで相場を調べていたのですが、こちらで相談したら、実際の成約データをもとにエリア別の相場を教えてくれました。自分が思っていたよりも少し高く売れそうだと分かり、自信を持って売り出すことができました。」(尼崎市・40代男性)

 

 

中古マンションを高く売るための7つのポイント

 

少しでも高く売るためには、事前の準備と戦略が重要です。ここでは、実践しやすい7つのポイントをお伝えします。

 

ポイント①:売却タイミングを見極める

不動産市場には、需要が高まる時期があります。一般的に1月から3月(新年度前の引っ越しシーズン)と9月から11月が活発になる傾向です。

また、所有期間が5年を超えると譲渡所得の税率が下がるため、売却時期が近い方は所有期間も考慮に入れましょう。

 

ポイント②:複数の不動産会社に査定を依頼する

前述のとおり、3社以上に査定を依頼して、査定額だけでなく「なぜその金額なのか」という根拠や販売戦略も比較検討しましょう。

 

ポイント③:適正価格で売り出す

高すぎる価格で売り出すと「売れ残り物件」という印象を与えてしまい、結果的に値下げを繰り返すことになりかねません。適正価格での売り出しが、結果的に高値での売却につながります。

 

売却が長期化するリスクについて知りたい方はこちらもあわせてどうぞ。

→「中古マンション売却の期間は平均どのくらい?長期化の原因と早く売るコツを阪神間専門店が解説」

 

 

ポイント④:内覧時の印象を良くする

内覧は、購入希望者が「ここに住みたい」と感じるかどうかを左右する重要な場面です。基本的なポイントは以下のとおりです。

 

①室内の清掃と整理整頓を徹底する

②カーテンを開けて自然光を取り入れる

③水回り(キッチン・浴室・洗面所)は特に清潔にする

④臭いに注意する(換気やアロマなどの活用)

 

プロのハウスクリーニングを利用するのも効果的です。

 

 

ポイント⑤:必要最低限のリフォーム・修繕を検討する

大規模なリフォームは費用対効果が見合わないケースも多くあります。クラスマのように中古物件を買い取ってリノベーションする専門店の立場から申し上げると、買主の多くは自分好みにリノベーションしたいと考えています。そのため、売主様が無理にリフォームする必要はありません。現状渡しで問題ないケースがほとんどです。

 

もしリフォーム済みの箇所がある場合は、「いつ・どこを工事したか」の情報を整理しておくと、査定時にプラスの評価につながりやすくなります。

 

 

ポイント⑥:物件の「強み」を整理してアピールする

駅からの距離、管理の良さ、眺望、周辺の生活環境、学区、リノベーションのしやすさなど、物件の強みを整理して不動産会社に伝えましょう。

阪神間では、西宮北口や甲子園口、武庫之荘など人気駅の徒歩圏は需要が安定しています。

 

クラスマでは阪神間の主要駅エリアの住みやすさを随時調査しています。お住まいのエリアの強みを客観的に整理するのにもお役立てください。


→「西宮北口は住みやすい?」

→「甲子園口の住みやすさは?」

→「甲東園の住みやすさは?」

 

 

エリア選びのポイントについてはこちらも参考になります。


→「【阪神間版】中古マンションのおすすめエリアはどこ?西宮・尼崎を中心にエリア選びのポイントを専門店が解説」

 

 

ポイント⑦:信頼できる不動産会社・担当者を選ぶ

高く売れるかどうかは、不動産会社の販売力と担当者の対応力に大きく左右されます。詳しくは次のセクションで解説します。

 

 

中古住宅専門店クラスマの豆知識


「リフォームしてから売ったほうが高く売れるのでは?」というご質問をいただくことがあります。しかし、クラスマが物件を仕入れる際の経験からいうと、過度なリフォームはかえって買い手の選択肢を狭めてしまうことがあります。

特にキッチンや浴室などの水回りは好みが分かれるため、買い手がリノベーション前提で探している場合、売主様のリフォーム費用を価格に上乗せしにくいのが実情です。清掃や簡単な補修にとどめ、「現状の良さ」を見せるほうが効果的です。

 

 

お客様の声


「築25年のマンションだったので、リフォームしないと売れないと思い込んでいました。でもクラスマさんから『リノベ前提で探している買い手も多いので、無理にリフォームしなくて大丈夫ですよ』と言われ、ハウスクリーニングだけはしておこうと思い、そのあと売りに出しました。内覧に来てくれた方にも好印象だったようで、思っていたより早く決まりました。」(西宮市・50代女性)

 

 

不動産会社の選び方と媒介契約の種類

 

売却の成否を分ける大きなポイントが、不動産会社選びです。ここでは、信頼できる会社を見極める基準と、媒介契約の種類について解説します。

 

信頼できる不動産会社を見極める5つの基準

 

①そのエリアでの売却実績があるか

②査定額の根拠を論理的に説明できるか

③販売戦略(広告手法やターゲティング)が具体的か

④囲い込み(レインズへの未登録や他社への紹介拒否)をしていないか

⑤報告義務を誠実に果たしているか

 

不動産会社の選び方についてさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

→「中古マンションの不動産屋おすすめの選び方|失敗しない7つのポイントを阪神間の専門店が解説」

 

 

3種類の媒介契約の違いと選び方

 

①一般媒介契約 ―― 複数の不動産会社に同時に依頼できる。レインズへの登録義務なし。報告義務なし

②専任媒介契約 ―― 依頼できるのは1社のみ。レインズへの登録義務あり(7日以内)。2週間に1回以上の報告義務あり

③専属専任媒介契約 ―― 依頼できるのは1社のみ。自分で買い手を見つけた場合も不動産会社を通す必要あり。レインズ登録義務あり(5日以内)。1週間に1回以上の報告義務あり

 

初めての売却で不安がある方には、報告義務があり手厚いサポートが受けられる「専任媒介契約」が一つの選択肢です。

 

 

担当者との相性も重要なポイント

レスポンスの速さ、説明の分かりやすさ、提案力など、担当者の対応品質も重要な判断基準です。「査定時の対応が、売却活動全体の質を映す鏡」と考えてよいでしょう。

 

 

中古住宅専門店クラスマの豆知識


不動産会社を選ぶとき、「大手だから安心」と考える方は多いですが、地域密着型の会社のほうがエリアの相場や買い手のニーズに詳しいケースもあります。大切なのは会社の規模ではなく、「そのエリアでどれだけの実績と知見があるか」です。複数社を比較する際は、会社名だけでなく担当者個人の経験や提案内容も含めて総合的に判断しましょう。

 

 

お客様の声


「最初は大手の不動産会社だけに相談していたのですが、なかなか買い手がつかず困っていました。知人の紹介でクラスマさんにも話を聞いてみたところ、エリアの買い手層の特徴や、物件のアピールポイントを具体的に教えてくれて、販売戦略を見直すことにしました。結果的に、その後すぐに内覧が入り、納得のいく価格で売ることができました。」(尼崎市・40代男性)

 

 

中古マンション売却時に注意すべきポイント

 

売却をスムーズに進め、トラブルを避けるために押さえておきたい注意点を解説します。

 

売却前に確認すべき書類・権利関係

以下の書類は、売却活動を始める前に確認・取得しておきましょう。

 

①登記事項証明書(法務局で取得)

②管理規約・使用細則

③修繕積立金の滞納の有無

④建物状況調査(インスペクション)報告書(任意)

 

「共有名義」の物件や「相続登記が未了」の物件は、手続きに時間がかかることがあるため、早めに司法書士へ相談することをおすすめします。

 

注意点の全体像についてはこちらの記事もご覧ください。

→「中古不動産の注意点|失敗しない購入のために押さえておくべき全チェックポイントを阪神間専門店が解説」

 

 

住宅ローンが残っている場合の対応

住宅ローンが残っている状態でも売却は可能です。基本的には、売却代金でローンを完済し、抵当権を抹消する「同時決済」という方法をとります。

 

ただし、売却価格がローン残高を下回る場合(いわゆるオーバーローン)は、差額を自己資金で補填するか、金融機関と交渉するなどの対応が必要です。住み替え先のローンについて知りたい方はこちらもどうぞ。

→「中古不動産でも住宅ローンは組める?審査のポイント・注意点・リノベ費用の組み方を阪神間専門店が解説」

 

 

契約不適合責任(旧・瑕疵担保責任)のリスク

2020年の民法改正により、「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」に変わりました。売主は、契約の内容に適合しない状態の物件を引き渡した場合、修補や代金減額、損害賠償、契約解除などの責任を負う可能性があります。

 

リスクを軽減するためには、物件の状態を正確に把握し、告知すべき事項をすべて買主に伝えることが重要です。インスペクション(建物状況調査)を実施して、物件の状態を客観的に証明するのも有効な方法です。

 

 

売却理由の伝え方と告知義務

物理的な欠陥(雨漏り、シロアリ被害など)や心理的瑕疵(過去の事故など)がある場合は、告知義務があります。「隠して売ったほうが高く売れる」と考える方もいるかもしれませんが、後からトラブルになるリスクのほうが大きいため、正直に伝えることが結果的に自分を守ることにつながります。

 

 

中古住宅専門店クラスマの豆知識


契約不適合責任のリスクが気になる方には、既存住宅売買瑕疵保険への加入を検討することをおすすめします。

保険に加入することで、万が一引き渡し後に隠れた不具合が見つかった場合でも、保険から修補費用が支払われます。買主にとっても安心材料になるため、売却がスムーズに進む効果も期待できます。

 

 

お客様の声


「築30年のマンションだったので、引き渡し後に何か問題が出たらどうしようと不安でした。こちらに相談したとき、インスペクションと既存住宅売買瑕疵保険のことを教えてもらい、両方とも利用しました。結果的に買主の方にも安心してもらえたようで、交渉もスムーズに進みました。」(西宮市・50代男性)

 

 

中古マンション売却のよくある失敗例と回避策

 

売却経験者が「こうすればよかった」と振り返ることが多い失敗例を3つご紹介します。

 

失敗例①:査定額だけで不動産会社を選んでしまう

「一番高い査定額を出してくれた会社に決めよう」と考える方は少なくありません。しかし、査定額は「その価格で必ず売れる」という保証ではありません。

相場からかけ離れた高額査定を出して媒介契約を取り、その後に値下げを提案するケースもあるため、査定額の根拠と販売戦略をしっかり確認しましょう。

 

 

失敗例②:相場を無視した価格設定で長期化する

「少しでも高く売りたい」という気持ちから相場を大幅に上回る価格で売り出すと、問い合わせ自体が来なくなり、売却が長期化する原因になります。売却期間が長くなると「売れ残り」という印象がつき、さらに不利な状況に陥ることもあります。

 

 

失敗例③:内覧準備を怠り購入希望者の印象を損ねる

クラスマでは物件を仕入れる際に、以下のようなポイントを確認しています。購入検討者も同じ目線で見ていますので、内覧前にチェックしておきましょう。

 

①水回り(キッチン・浴室・洗面所・トイレ)の清潔さ

②共用部分(エントランス・廊下・ゴミ置き場)の管理状態

③日当たりと風通し

④周辺の騒音や臭い

⑤修繕履歴や管理組合の運営状況

 

買い手のプロであるクラスマが確認するポイントは、そのまま購入検討者が気にするポイントでもあります。内覧前にこれらを意識して準備しておくだけで、印象は大きく変わります。

 

買い手が内覧で見ているポイントをさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

→「中古マンションの内見で絶対に確認すべきチェックポイント| 失敗・後悔しないための準備と注意点を専門店が解説」

 

 

中古住宅専門店クラスマの豆知識


内覧の第一印象は、玄関を開けた瞬間で決まるとも言われます。靴は収納にしまい、スリッパを用意しておくだけでも印象は変わります。また、室内の照明はすべて点けておきましょう。明るい空間は広く感じられ、清潔感も伝わりやすくなります。

 

 

お客様の声


「正直、最初は片付けも適当なまま内覧を受けていました。でも、なかなか決まらなくて。クラスマさんに『買い手側の目線だとここが気になりますよ』と具体的にアドバイスをもらってから、水回りのクリーニングと玄関周りの整理をしたんです。すると次の内覧で購入申込をいただけて、本当に驚きました。」(尼崎市・40代女性)

 

 

よくある質問

 

中古マンション売却について、よくいただくご質問にお答えします。

 

Q1:中古マンションを売るのにどのくらいの期間がかかる?

 

一般的には3か月から6か月が目安です。ただし、物件の条件や市場の状況によって大きく異なります。売り出し価格が適正であること、内覧対応がしっかりしていることが、早期売却のポイントです。

 

→「中古マンション売却の期間は平均どのくらい?長期化の原因と早く売るコツを阪神間専門店が解説」

 

 

Q2:住みながら売却することはできる?

 

はい、可能です。実際、住みながら売却活動を進める方は多くいらっしゃいます。(物件を見ている時に、現況:居住中と書かれている物件がそうです)

ただし、内覧のたびにスケジュール調整や清掃が必要になるため、その点は心構えが必要です。

 

 

Q3:売却と購入(住み替え)を同時に進めるには?

 

「売り先行」と「買い先行」のどちらかを軸に進めるのが一般的です。売り先行は資金計画が立てやすい反面、仮住まいが必要になることがあります。買い先行は気に入った物件を逃しにくい反面、二重ローンのリスクがあります。

 

住み替えの資金計画について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

→「持ち家を買い換える?資金計画が成否のカギ」

 

 

Q4:築年数が古いマンションでも売れる?

 

はい、売れます。近年は「リノベーション前提で中古マンションを探す」という方が増えており、築年数が古い物件でも需要はあります。クラスマでも、リノベーション向きの物件を数多く取り扱っています。

 

築年数の見極め方について知りたい方はこちらをどうぞ。

→「中古マンションは築何年がおすすめ?後悔しない築年数の見極め方を阪神間の専門店が解説」

 

築40年以上のマンションのリノベーション事情についてはこちらもご参照ください。

→「【阪神間】築40年マンションのフルリノベーション費用相場は?内訳・注意点・補助金・施工事例を解説」

 

 

Q5:売却後の確定申告は必要?

 

売却によって譲渡所得(利益)が発生した場合は、確定申告が必要です。また、3,000万円の特別控除などの特例を利用する場合も、たとえ税額がゼロになるとしても申告が必要ですのでご注意ください。

 

 

まとめ

 

中古マンション売却で後悔しないために

 

この記事では、中古マンションの売却について、流れ・費用・税金・高く売るポイント・不動産会社の選び方・注意点まで幅広く解説しました。

改めて、売却成功のポイントを振り返ります。

 

①相場を事前に把握し、適正な価格で売り出すこと

②複数の不動産会社に査定を依頼し、根拠と販売戦略を比較すること

③内覧準備をしっかり行い、買い手に好印象を与えること

④費用・税金の全体像を把握して、手取り額をシミュレーションすること

⑤信頼できる不動産会社・担当者をパートナーに選ぶこと

 

そして、売却後の住み替え先として「中古を買ってリノベーション」という選択肢があることもぜひ知っておいてください。新築にこだわらず、立地重視で中古物件を選び、自分好みにリノベーションするスタイルは、阪神間でも年々広がっています。

 

→「中古住宅+リノベーションという選択肢」

→「中古住宅を買ってリノベーションする流れとは│阪神間で失敗しない7ステップ」

→「【完全版】中古住宅×リノベーションの費用は?関西10エリアで失敗しない選び方と成功のコツ」

 

クラスマは、阪神間の売却相談から、住み替え先の物件探し・リノベーションまでワンストップで対応しています。まずはお気軽にご相談ください。

 

 

 

―― 最後に、住み替えをご検討中の方へ特典のご案内です ――

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

中古マンションの売却を成功させるためには、地域の相場観と中古物件の知識を持つパートナーの存在が重要です。クラスマでは、阪神間の売却相談はもちろん、住み替え先の物件探し・リノベーションまでトータルでサポートしています。

 

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