中古マンションを購入してまず気になるのが、床の状態ではないでしょうか。
「古いフローリングが傷んでいる」「和室をフローリングにしたい」「せっかくリフォームするなら見た目も使い勝手も一新したい」――そんなご相談を、クラスマでは日々いただいています。
しかし中古マンションの床リフォームは、一戸建てや賃貸とは異なる、マンション特有のルールや注意点があります。管理規約・遮音等級・二重床の有無など、事前に確認しておかないと費用が想定より大きく膨らんだり、工事自体ができなかったりするケースも少なくありません。
この記事では、床材の種類と費用相場から、よくある失敗パターンと後悔しないためのポイントまで、阪神間(西宮・尼崎・伊丹エリア)での実務経験をもとにわかりやすく解説します。
「中古マンションの床をどうするか」で悩んでいる方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
床リフォームといっても、その内容はさまざまです。まず「自分のケースはどれにあたるのか」を整理しておくと、業者との打ち合わせがスムーズになります。
主な床リフォームの種類
① 張替え(撤去して新しい床材を施工)
既存の床材を撤去し、下地の補修をしたうえで新しい床材を施工する方法です。根本的な問題にアプローチできるため仕上がりがきれいですが、撤去・下地処理の費用がかかり、重ね張りよりも費用は高くなります。
② 重ね張り(既存の床材の上から施工)
既存の床材の上から新しい床材を重ねて施工する方法です。撤去の手間と費用が省ける分、張替えより費用を抑えやすいというメリットがあります。ただし、施工後に床が数mm〜1cm程度高くなるため、建具(ドア)との干渉に注意が必要です。
③ 部分張替え・補修
傷みや劣化が気になる箇所だけを部分的に補修・交換する方法です。費用を最小限に抑えられますが、既存の床材と色や質感が完全に一致しないケースもあります。
④ 素材変更(和室→洋室、カーペット→フローリングなど)
和室の畳をフローリングに変更したり、カーペットをフロアタイルに変えたりと、床材そのものを変えるリフォームです。下地の状態によって費用が大きく変わることがあります。
クラスマへよく寄せられる床リフォームのご相談(阪神間)
西宮・尼崎・伊丹エリアのお客様からよくいただくご相談をご紹介します。フローリングの傷や剥がれが目立ってきたというご相談から、和室とリビングをつなげて広く使いたい、ペットや小さな子どもに優しい床材にしたい、床暖房を新たに設置したい、物件購入と同時に全体リノベーションとして内装を一新したいというご要望まで、幅広くお受けしています。これらはすべて、床リフォームで解決できる内容です。
ただし工事の内容によっては、次のセクションで説明するマンション特有のルール確認が先決になります。
関連記事:中古マンションリフォームおすすめ工事7選|費用相場・優先順位・失敗しない注意点を阪神間専門店が解説
関連記事:リノベーションとリフォームの違いは?工事の種類と選び方

床リフォームの方法を選ぶ際、よく「重ね張りと張替え、どちらがいいですか?」と聞かれます。クラスマとしては「まず下地の状態を見てから決める」とお伝えしています。下地が良好であれば重ね張りで費用を抑えられますが、下地に腐食・凹凸・湿気ダメージがある場合は、張替えで下地補修も一緒に行うほうが長持ちします。特に築20年以上の中古マンションでは、見た目が問題なくても下地が傷んでいることがあるため、必ず現地で確認することが大切です。

「西宮市内の中古マンションを購入し、床のリフォームをこちらにお願いしました。最初は重ね張りで費用を抑えようと思っていたのですが、現地を見ていただいたところ、下地の状態があまりよくないとのことで張替えを勧めていただきました。正直、最初は費用が増えることに少し躊躇しましたが、新しい床の仕上がりを見て大正解だと思いました。きしみもなく、家族みんなが新品の床で快適に過ごせています。親身に相談に乗っていただいて本当によかったです。」(西宮市・30代女性)
中古マンションの床リフォームで最も重要なのが、マンション特有のルールを事前に確認することです。このステップを飛ばすと、後で大きなトラブルになる可能性があります。
① 管理規約の確認
マンションごとに、床材の変更に関するルールが管理規約で定められています。主なチェックポイントは、使用できる床材の遮音等級(LL-45以下、LL-40以下など)、管理組合への工事申請手続きの要否、工事可能時間帯(多くのマンションは9時〜17時などに制限されています)、近隣への事前通知義務です。
規約に違反した床材を施工してしまうと、管理組合から指摘を受けてやり直しになることがあります。費用が二重にかかるだけでなく、近隣との関係にも影響が出ます。物件購入前・工事着工前に必ず管理規約を確認しましょう。
※管理規約の内容はマンションごとに異なります。必ず各マンションの管理組合または管理会社に直接ご確認ください。
② 遮音等級(LL値)とは?
遮音等級は、床の遮音性能を示す指標です。「LL値(軽量衝撃音レベル)」と呼ばれ、スプーンの落下音など比較的軽い衝撃音がどれだけ下の階に伝わるかを測定したものです。重要なポイントは「数値が小さいほど遮音性が高い」という点です。たとえばLL-40はLL-45より遮音性が高いことを意味します。多くのマンションでは管理規約でLL-45以下(または同等以上の性能を持つ床材)を使用することを定めています。
遮音等級を満たさない床材は施工が認められない場合がありますので、床材選びの際には必ず確認しましょう。
※遮音等級はJIS規格に基づく指標ですが、製品や施工方法によって実測値が異なる場合があります。選定時は必ず施工業者にご確認ください。
③ 二重床・直貼り床の違いと注意点
マンションの床の構造には大きく2種類あります。直貼り床(べた貼り)はコンクリートスラブ(床の躯体)の上に直接床材を接着剤で貼る工法です。床材の遮音性能に大きく依存します。二重床(置き床)はコンクリートと床材の間に空間を設ける工法です。配管の変更がしやすく、床下への断熱材設置なども行いやすいという特徴があります。
直貼り床を二重床に変更することも工法上は可能ですが、費用が大幅に増えるケースがほとんどです。既存の床の構造を事前に確認したうえで、工事内容と予算のバランスを検討しましょう。
④ 近隣への配慮も忘れずに
マンションでの工事は、必ず近隣への影響が発生します。工事着工前に近隣の住戸(特に上下左右)への挨拶・通知を行うこと、騒音が発生する撤去作業や施工は管理規約で定めた時間内に収めること、工事中のゴミや資材の搬出入について管理組合に確認することが大切です。
クラスマでは工事前の管理組合への申請手続きや、近隣への挨拶状の準備もサポートしています。

「遮音等級LL-45と書いてあればどの製品でも同じですか?」というご質問をよくいただきます。答えはノーです。遮音等級の測定は一定の条件下で行われるため、実際の施工環境(下地の種類・状態・施工方法)によって遮音性能に差が出ます。管理規約の要件をクリアしているかどうかは、製品のカタログスペックだけでなく、実際の施工方法も含めて確認することが大切です。
クラスマでは施工実績に基づいて、規約に対応した床材選定をサポートしています。

「尼崎市で中古マンションを購入し、フローリングを全室張り替えたいと思っていました。自分でネットで調べて安い床材を見つけていたのですが、こちらに相談したところ、そのマンションの管理規約では使用できない遮音等級の製品だったことが判明しました。事前に確認してもらっていなければ、工事後に管理組合から指摘を受けていたかもしれません。専門店に相談して本当によかったと思っています。」(尼崎市・40代男性)
床材にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。「見た目」だけでなく「生活スタイル・予算・管理規約への対応」の3つの軸で選ぶことが大切です。
フローリング(最もポピュラーな選択肢)
フローリングは木目を持つ板状の床材で、リビングや洋室に多く使われます。大きく「無垢フローリング」と「複合(合板)フローリング」の2種類に分かれます。
無垢フローリングは、天然木の一枚板を使ったものです。質感・温かみ・調湿性に優れており、長く使うほど味わいが増すという特徴がありますが、価格は高め。また収縮・膨張が起きやすいため、メンテナンスに手間がかかる場合があります。マンションの管理規約によっては、遮音等級の要件を満たさないケースもあるため注意が必要です。
複合(合板)フローリングは、合板の表面に木の薄板(突き板)や印刷シートを貼り合わせたものです。価格を抑えやすく、遮音フローリング(LL-45・LL-40対応)も豊富に揃っています。マンションで最も多く使われる床材で、デザインの幅も広く、木目・色・質感からさまざまな雰囲気を演出できます。
クッションフロア(CF)
塩ビ素材のシート状床材です。水に強く、汚れが拭き取りやすいため、トイレ・洗面所・キッチンなどの水回りに向いています。フローリングより費用が安く、施工も比較的簡単です。ただし、柔らかい素材は傷がつきやすく、高級感はやや劣るといった一面がある製品もあります。
フロアタイル
クッションフロアと同じく塩ビ素材ですが、タイル状に切り出した床材です。クッションフロアより硬く耐久性が高く、石材・木目・コンクリート調などデザインが豊富です。水回りや玄関・廊下にもよく使われます。クッションフロアよりやや単価は高めですが、質感はより本物に近い仕上がりになります。
カーペット・畳(和室の扱い)
カーペットは足触りが柔らかく、防音・断熱性が高いという特徴があります。寝室や子ども部屋に向いていますが、ダニやほこりが溜まりやすいため、アレルギーがある方は注意が必要です。和室の畳については、表替え・畳の張替えで維持する方法と、フローリングへの変更(洋室化)という選択肢があります。洋室化の場合は下地処理が必要なため、別途費用がかかります。
床材選びの3つのポイント
床材を選ぶ際に確認しておきたいポイントを3つまとめます。
① 管理規約の遮音等級を満たしているか
② ペット・子ども・水回りなど、生活スタイルに合っているか
③ 他の内装(壁・建具・キッチン)との色・雰囲気のバランスが取れているか
この3点を整理してから床材を選ぶと、後悔が少なくなります。

「白い床材は清潔感があってきれいですね」とよく言われますが、実は傷や汚れが目立ちやすいのも白い床材の特性です。逆に濃い色の床材は傷は目立ちにくいですが、ほこりが目立ちやすいという面があります。ショールームで実物サンプルを確認する際は、照明の明るさ・角度によっても見え方が変わります。クラスマでは実際のお住まいの照明環境や家具の色味も踏まえて床材選びをサポートしています。
また、ペットのいるご家庭では、引っかき傷に強い「ペット対応フローリング」という製品カテゴリーがあります。遮音等級の条件をクリアしている製品の中から選ぶ必要があるため、いくつかの候補を一緒に比較・検討しましょう。

「伊丹市の中古マンションを購入して、リビングの床材を選ぶ際にこちらでたくさんサンプルを見せていただきました。最初は白っぽい明るい木目の床にしようと思っていたのですが、実際にサンプルを持って帰らせていただいて家具に合わせてみると、少し温かみのある中間色の方がしっくりくると感じて変更しました。専門家の方が『床材は大きな面積なので、サンプルが小さいとイメージが異なることがある』とアドバイスしてくださって、大きなサンプルで確認できたのが決め手になりました。仕上がりに大満足です。」(伊丹市・30代女性)
床リフォームの費用は、床材の種類・工法・施工面積・下地の状態によって大きく変わります。ここでは参考となる目安をご紹介しますが、正確な費用は必ず現地調査のうえ見積もりを取得してください。
床材別の費用目安(6畳・約10平米あたりの目安)
複合フローリング(重ね張り)は4万円〜8万円程度、複合フローリング(張替え)は6万円〜12万円程度、無垢フローリング(張替え)は12万円〜25万円程度以上、クッションフロア(張替え)は2万円〜4万円程度、フロアタイル(張替え)は3万円〜7万円程度が目安です。
※上記はあくまで一般的な目安です。物件の状態・下地の補修要否・使用する床材のグレード・施工業者・エリアによって大きく変わります。必ず現地調査のうえ見積もりを取得してください。
広さ別の費用目安(複合フローリング張替えの場合)
1部屋(6畳程度)は6万円〜12万円程度、LDK(15〜20畳程度)は15万円〜30万円程度、全室全面張替え(3LDK・70平米前後)は50万円〜100万円程度が目安です。広さや物件の状態によって変動します。
費用に影響する主な要因
① 下地の状態。既存床の撤去・下地の補修が必要な場合は費用が増加します。特に古い物件では、見た目は問題なくても下地が傷んでいることがあるため、現地確認が重要です。
② 遮音仕様の有無。管理規約の遮音等級に対応した床材は、一般的な床材より価格が高めです。
③ 工法(重ね張りか張替えか)。同じ床材を使う場合でも、張替えより重ね張りのほうが施工費を抑えやすい傾向があります。ただし重ね張りは、下地の状態が良好で建具との干渉がないことが前提条件になります。
④ 施工面積。面積が広くなるほど1平米あたりの単価が下がる傾向があります。複数の部屋をまとめて依頼する場合は、全体での費用交渉がしやすくなります。
⑤ 水回りの有無。洗面所・トイレ・キッチンの床は防水処理が必要なため、フローリング工事とは別に費用が加算されます。
関連記事:中古マンションのリフォーム費用・相場はいくら?部位別の目安・費用を抑えるコツ・注意点を阪神間専門店が解説
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床リフォームの見積書を受け取ったとき、ぜひ確認してほしいポイントがあります。それは「下地処理費用」が含まれているかどうかです。相見積もりを比較する際、1社だけ極端に安い場合、下地処理の費用が含まれていなかったり、遮音等級に対応した床材を使っていなかったりすることがあります。価格だけでなく、工事内容の内訳をきちんと確認することが大切です。
クラスマでは見積書の見方についても丁寧にご説明しています。

「床リフォームの見積もりを3社から取りました。最初はいちばん安い業者に頼もうと思っていたのですが、こちらに相談したところ、安い見積もりには下地処理が含まれておらず、施工後に問題が出る可能性があると指摘を受けました。クラスマは自分が取った見積もりの中間くらいの価格でしたが、内訳が丁寧に書かれていて、安心感が違いました。実際に仕上がりも満足できるものでした。価格だけで判断しなくてよかったです。」(西宮市・40代男性)
クラスマには「こんなはずではなかった」というご相談も寄せられます。よくある失敗パターンと、その回避策をご紹介します。
失敗パターン① 管理規約を確認せずに施工してしまった
遮音等級を満たさない床材を選んで施工してしまい、管理組合から指摘を受けてやり直しになったというケースです。張替え費用が二重にかかるだけでなく、近隣との関係にも影響が出ます。回避策は、物件購入前・工事着工前に管理規約を必ず確認し、施工業者と一緒に規約の内容を確認することです。
失敗パターン② 重ね張りで建具の開閉に支障が出た
重ね張りは床が数mm〜1cm程度高くなります。それによってドアの下枠や引き戸が床に引っかかり、開閉できなくなるトラブルが発生することがあります。回避策は、重ね張りを選ぶ場合は事前に建具・ドアの高さと床の仕上がり高さを確認することです。必要に応じてドアの調整工事を一緒に行うことも検討してください。
失敗パターン③ 見た目だけで床材を選んで生活に合わなかった
白い床を選んだら傷や汚れが予想以上に目立った、ペットがいる家庭で傷がつきやすい素材を選んでしまった、という声があります。回避策は、サンプルを実際に手に取って確認し、照明・家具・生活スタイルを踏まえて選ぶことです。ペットのいるご家庭や小さなお子さんがいる場合は、その旨を施工業者に伝えてアドバイスを求めることをおすすめします。
失敗パターン④ 予算を床に使いすぎて水回り更新が後回しになった
床のデザインにこだわって予算の大半を使ったが、給湯器や水回り設備の更新が後回しになり、数年後に予定外の出費が発生したというケースです。回避策は、リフォーム全体の予算配分を先に決めることです。優先順位の基本は「設備更新(水回り・給湯器・配管)→床・内装の見た目」です。設備は劣化が生活の質に直結するため、内装より優先すべきと考える専門家が多いです。
失敗パターン⑤ 業者選びを急いで後悔した
安さだけを重視して業者を選んだ結果、施工精度が低く仕上がりに不満が残ったり、アフターフォローがなかったりするトラブルが発生することがあります。回避策は、複数社から見積もりを取り、価格・施工事例・アフターフォローの内容・担当者の対応の丁寧さを総合的に判断することです。安すぎる見積もりには追加費用が発生するリスクもあるため、内訳の確認が重要です。

「どうせリフォームするなら床は一番いい素材にしたい」というお気持ちはとてもよく分かります。しかし中古マンションの場合、築年数によっては給水管・給湯管の老朽化が進んでいることがあります。床をきれいにしてから数年後に配管工事のために床を一部剥がすことになる、というケースも実際に起きています。
「どこから手を付けるべきか」という優先順位の相談も、ぜひクラスマにお気軽にご相談ください。全体の資金計画を踏まえたアドバイスができます。

「物件を購入して自分でいろいろ調べて業者に頼んだのですが、床がきしんだり一部浮いてきたりして困っていました。その後こちらに相談したところ、施工時の下地処理が不十分だったことが原因だと分かってやり直し工事をお願いしました。初めからこちらに頼んでいれば…。費用が多少かかっても、専門店に最初から相談することの大切さを実感しました。」(尼崎市・30代夫婦)
中古マンションの床リフォームは、購入前・購入後のどちらから動き始めるかによって進め方が変わります。クラスマがサポートするのは「物件探しの段階からリフォーム計画も一緒に」というワンストップのスタイルです。
STEP1:物件内見時に床の状態を確認する
内見の際は、床の傷・きしみ・浮き・変色・凹みをできるだけ丁寧に確認しましょう。また、マンションの管理規約(床材に関するルール)を取り寄せて、どんな床材が使えるかを事前に把握しておくと、リフォーム計画が立てやすくなります。クラスマでは内見の同行サポートも行っています。
STEP2:管理組合への申請(工事着工前)
床リフォームの工事を行う前に、管理組合への事前申請が必要なマンションがほとんどです。工事内容・使用する床材・施工業者の情報を書類で提出し、承認を得てから工事に進みます。承認までに2〜4週間程度かかることがあるため、スケジュールに余裕を持って動きましょう。
STEP3:現地調査・見積もり
施工業者が実際に現場を確認し、下地の状態・既存床の工法・建具との取り合いなどを調べたうえで正確な見積もりを作成します。この段階でしっかりと調査してもらうことが、後のトラブルを防ぐ上で重要です。
STEP4:床材の選定
管理規約の遮音等級・生活スタイル・デザインの好みを踏まえて床材を選びます。ショールームやサンプルで実物を確認することをおすすめします。他の内装(クロス・建具・キッチン)との色合いも一緒に確認できると、完成後のイメージが具体的になります。
STEP5:施工(工期の目安)
工期の目安は、1部屋のみのフローリング張替えで1〜2日程度、複数部屋(3LDK全室など)で3〜5日程度、全面リノベーションと同時施工の場合は1〜3ヶ月程度(工事全体の工程による)です。住みながら工事を行う場合は、施工中に生活できるスペースを確保する計画を立てておきましょう。
STEP6:完成確認・引き渡し
施工完了後は、仕上がりの確認を丁寧に行いましょう。段差・建具の開閉・浮き・隙間・接着不良がないかをチェックします。また、保証内容やアフターフォローの対応窓口も確認しておくと安心です。
関連記事:中古マンション購入からリフォームまでの流れを7ステップで解説
関連記事:中古マンションのリフォームにかかる期間はどのくらい?

「物件を購入してからリフォーム業者を探す」という順番で動くと、引き渡し後から入居までに時間がかかることがあります。
クラスマでは物件探しの段階から「この物件でどんなリフォームができるか、費用はいくらくらいかかるか」をシミュレーションしながら一緒に考えます。物件の購入価格+リフォーム費用の総額で住宅ローンを一本化できる場合もありますので、資金計画ごとご相談ください。
関連記事:中古不動産でも住宅ローンは組める?審査のポイント・注意点・リノベ費用の組み方を阪神間専門店が解説

「購入する前からクラスマに相談していたので、内見時にすでに『この物件なら床の張替えで大体これくらいかかりますよ』という見通しを教えてもらえました。他の業者ではまず購入してから見積もりという流れだったので、総額が分からないまま購入を決めなければならないのが不安でした。クラスマは物件探しとリフォーム計画を一緒に進めてくれるので、安心して購入の決断ができました。」(西宮市・30代夫婦)
リフォーム費用を少しでも抑えたい方に向けて、クラスマが実際にお伝えしているポイントをご紹介します。
① 工事をまとめて発注する
床だけを単独で依頼するより、クロス(壁紙)・建具・洗面所などの内装工事とまとめて発注するほうが、1工事あたりの費用が下がる傾向があります。職人の段取りが効率的になるためです。また、物件購入とリフォームをワンストップで依頼すると、段取りの無駄が減りコストと工期の両面でメリットが生まれます。
② 重ね張りを上手に活用する
下地の状態が良好であれば、重ね張りで費用を抑えることができます。建具との干渉がないかを確認したうえで、張替えと重ね張りを部屋ごとに使い分けるのも一つの方法です。
③ 設備と内装の優先順位を決める
予算に限りがある場合、設備(給湯器・水回り・配管)の更新を優先することをおすすめします。床・クロスなどの内装は後からでも比較的施工しやすいですが、設備の劣化は生活の質に直接影響するためです。
④ 相見積もりで適正価格を把握する
複数社から見積もりを取ることで、費用の相場感が把握できます。ただし、安すぎる見積もりには「下地処理が含まれていない」「遮音等級に対応していない床材を使っている」などのリスクが潜んでいることがあります。価格だけでなく、工事内容の内訳を必ず確認しましょう。
⑤ リノベーション全体と合わせて考える
床だけをリフォームするのではなく、クロスの張替えや水回りの更新などと合わせて全体リノベーションとして計画すると、トータルコストを効率よく使えることがあります。クラスマでは「どこから手を付けるか」という優先順位の相談も無料で承っています。
関連記事:中古マンションのリノベーション費用・相場はいくら?

「費用を抑えるコツ」というと「安い床材を使う」ことだと思いがちですが、実はそれだけではありません。施工のタイミングや工事の組み合わせ方でも大きく変わります。たとえば、クロスの張替えと床の張替えを同じ職人チームが担当する場合、段取りがよくなって全体の工期が短縮できることがあります。
また、「今は予算が少ないけれどいずれ水回りも直したい」という場合は、その前提で下地処理を行っておくと後の工事がスムーズになります。長期的な視点で計画することが、結果的に費用対効果の高いリフォームにつながります。

「最初は床だけ直せればいいと思っていたのですが、クラスマで相談したら『せっかくなら洗面所のクッションフロアと一緒にやるとお家の雰囲気がまとまりますよ』と提案していただきました。確かに洗面所も全体のまとまりもきれいになって大満足です。自分では思いつかなかった提案をしていただけるのが専門店に相談する価値だと感じました。」(尼崎市・30代女性)
クラスマがサポートした阪神間での床リフォーム事例をご紹介します。実際の施工を通じて分かった、地域特有の注意点も含めてお伝えします。
事例① 尼崎市・中古マンション(築28年・LDK+洋室2部屋)
物件購入時から「床だけは絶対にきれいにしたい」というご希望があったケースです。管理規約を確認したところLL-45以下の床材を使用することが定められていました。工事内容は、LDK(約16畳)と洋室2部屋のフローリング全面張替え(張替え工法)です。既存の床材を撤去したところ、一部に下地の浮きが見つかったため補修を追加で実施しました。使用した床材はLL-45対応の複合フローリングで、色味は家具の色に合わせてグレーがかったナチュラルオーク色を選びました。施工にあたっては管理組合への申請を代行し、着工まで約3週間の準備期間を確保しました。施工自体は3日間で完了し、お客様から「以前とは別の家のようにきれいになった」というお声をいただきました。
事例② 西宮市・中古マンション(築22年・和室→LDK一体化)
「和室とリビングをつなげて広く使いたい」というご要望で、和室の畳をフローリングに変更し、LDKと段差のないフラットな空間にするリフォームです。この工事では、和室と洋室の床の高さを合わせるための下地工事が必要でした。また、和室部分の床の構造がリビングと異なっていたため、下地から作り直す対応を行いました。使用した床材はリビングと同じLL-45対応の複合フローリングで、色・木目をリビング部分に合わせることで、つながりのある広々とした空間が完成しました。管理規約に則った遮音等級の確認・管理組合への申請も含め、クラスマがワンストップでサポートしました。
※施工費用は物件の状態・工事内容によって異なります。詳しくはご相談ください。
関連記事:【阪神間】築40年マンションのフルリノベーション費用相場は?内訳・注意点・補助金・施工事例を解説
クラスマのInstagram(@kurasuma9630)では、未公開の施工事例も多数掲載しています。

阪神間の中古マンションでよく見られる特徴として、「直貼りフローリングで遮音等級が明記されていない古い製品が使われている」というケースがあります。この場合、張替えの際に現行の管理規約に適合した製品を選ぶ必要がありますが、製品カタログの遮音等級だけでなく、施工方法(接着剤の種類・施工手順など)まで管理組合が指定しているケースもあります。
クラスマでは阪神間の各マンションの管理規約対応の実績を積み重ねており、スムーズに手続きを進めるサポートができます。

「和室とリビングをひとつにしたいとずっと思っていたのですが、どの業者に頼めばいいか分からず何年も後回しにしていました。こちらに相談したところ、管理組合への手続きから床材選びまで全部サポートしてもらえると分かって、安心してお任せできました。完成した部屋は別世界のようで、家族全員で感動しました。もっと早くお願いすればよかったと思います。」(西宮市・40代女性)
Q1:床リフォームだけでも依頼できますか?
はい、床の部分工事のみのご相談も承っています。ただし、物件全体のリフォーム計画と合わせてご相談いただくと、費用・工期の両面でメリットが出やすいです。まずはお気軽にご相談ください。
Q2:中古マンション購入前に床リフォームの費用を確認できますか?
可能です。クラスマでは物件探しの段階からリフォーム費用のシミュレーションを一緒に行っています。「この物件でこのリフォームをしたら、総額いくらになるか」を購入前に把握できるため、予算オーバーを防ぎやすくなります。
Q3:ペットがいますが、傷に強い床材はありますか?
ペット対応フローリングという、表面に特殊なコーティングが施された床材があります。ただし完全に傷がつかないわけではありませんし、管理規約の遮音等級を満たしている製品の中から選ぶ必要があります。具体的な選択肢については現地確認のうえご提案します。
Q4:和室をフローリングに変更できますか?
多くの場合は可能ですが、下地処理の内容によって費用が変わります。また、マンションによっては和室部分の変更に管理組合の承認が別途必要なケースもあります。まずは管理規約の確認から始めましょう。
Q5:床暖房を新たに設置したいのですが、可能ですか?
物件の構造・管理規約・電気容量によって対応可能かどうかが変わります。設置できる場合は、床暖房対応の床材を選ぶ必要があります。事前の現地調査が必要ですので、まずはご相談ください。
Q6:リフォームの費用を住宅ローンに組み込めますか?
条件によっては、物件購入費とリフォーム費用を一本化して住宅ローンを組むことが可能です。詳しくは金融機関やファイナンシャルプランナーへの相談が必要ですが、クラスマでも資金計画の相談を承っています。※最新の制度・金利・審査条件は変動します。必ず金融機関の最新情報をご確認ください。
関連記事:中古不動産でも住宅ローンは組める?審査のポイント・注意点・リノベ費用の組み方を阪神間専門店が解説

「床暖房を入れたいけれど、フローリングの選択肢が少なくなりますか?」という質問をよくいただきます。確かに床暖房対応の製品はそうでないものより選択肢が絞られますが、近年は対応製品の種類が増えており、デザインの選択肢も広がっています。
ただし、床暖房対応製品でも管理規約の遮音等級を満たしている必要があるため、両方の条件を同時に確認しながら選定することが重要です。こういった複合的な条件整理もクラスマにお任せください。

「床暖房を入れたくて、いろいろ調べていたのですが、対応している床材が遮音等級を満たしているかどうかの確認が自分では難しくて困っていました。こちらに相談したら、管理規約の内容を確認してもらったうえで、条件を満たす製品を複数提案してもらえました。おかげで安心して選ぶことができました。床暖房のある暮らし、本当に快適です。」(伊丹市・40代女性)

この記事でお伝えした内容を最後に整理します。
① 中古マンションの床リフォームには「管理規約の確認」「遮音等級の選定」「二重床か直貼りかの把握」が必須です。このステップを飛ばすと後でトラブルになる可能性があります。
② 床材はフローリング・クッションフロア・フロアタイルなど種類が豊富です。生活スタイル・予算・デザインの好みを整理して、管理規約の条件を満たす製品の中から選びましょう。
③ 費用の目安は6畳あたり4万〜12万円程度ですが、床材の種類・工法・下地の状態によって大きく変わります。必ず現地調査のうえ見積もりを取得してください。
④ 失敗を防ぐには「管理規約の事前確認」「複数社からの相見積もり」「全体予算の優先順位を決める」の3つが重要です。
⑤ 物件購入と同時期にリフォーム計画を立てると、費用・工期・手続きの面でメリットが生まれます。
クラスマは阪神間(西宮・尼崎・伊丹エリアを中心に宝塚・川西・芦屋・神戸市・豊中・池田・吹田・箕面など)の中古マンション・中古住宅の専門店です。物件探しからリフォーム・リノベーション計画、住宅ローンの相談まで、ワンストップでサポートしています。「何から始めればいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
※この記事に記載している費用相場・制度・管理規約の内容は、時期や物件・エリアによって変わる場合があります。最新の情報は専門家・管理組合・公式窓口にご確認ください。
関連記事:中古住宅+リノベーションという選択肢
関連記事:中古住宅を買ってリノベーションする流れとは|阪神間で失敗しない7ステップ















